特許
J-GLOBAL ID:200903083517460336

セメント混和剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048071
公開番号(公開出願番号):特開平11-335150
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 スランプロスが少なく、かつ硬化遅延性の小さいセメント混和剤を提供する。【解決手段】 炭素原子数2〜18のオキシアルキレン基を導入(オキシアルキレン基の平均付加モル数は100以上の正数)したポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート系単量体と不飽和カルボン酸系単量体とから導かれた重合体(A)と、オキシアルキレン基又はポリオキシアルキレン基を有する重合体(B)とを必須成分として含み、かつ、重合体(A)における不飽和カルボン酸系単量体の導入量が、不飽和カルボン酸系単量体に由来するカルボキシル基を未中和型に換算した該重合体1g当りのカルボキシル基のミリ当量数(meq/g)として3.0以下であり、重合体(B)における不飽和カルボン酸系単量体の導入量が、不飽和カルボン酸系単量体に由来するカルボキシル基を未中和型に換算した該重合体1g当りのカルボキシル基のミリ当量数(meq/g)として、前記の重合体(A)1g当りのカルボキシル基のミリ当量数(meq/g)より0.1以上大きな値であるセメント混和剤である。
請求項(抜粋):
下記の一般式(1)で表される構成単位(I)及び下記の一般式(2)で表される構成単位(II)を必須の構成単位として含有する重合体(A)、並びに、下記の一般式(2)で表される構成単位(II)を必須の構成単位として含有し、オキシアルキレン基又はポリオキシアルキレン基を有する重合体(B)を必須成分として含み、かつ、重合体(A)における構成単位(II)の導入量が、該重合体中の構成単位(II)に由来するカルボキシル基を未中和型に換算した該重合体1g当りのカルボキシル基のミリ当量数(meq/g)として3.0以下であり、重合体(B)における構成単位(II)の導入量が、該重合体中の構成単位(II)に由来するカルボキシル基を未中和型に換算した該重合体1g当りのカルボキシル基のミリ当量数(meq/g)として、前記の重合体(A)1g当りのカルボキシル基のミリ当量数(meq/g)より0.1以上大きな値であるセメント混和剤。一般式(1)【化1】(但し、式中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表わし、mは0〜2の数を表わし、R3Oは炭素原子数2〜18のオキシアルキレン基の1種又は2種以上の混合物を表わし、2種以上の場合はブロック状に付加していてもランダム状に付加していても良く、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数であって、100以上の正数を表わし、R4は炭素原子数1以上の炭化水素基を表わす。)一般式(2)【化2】(但し、式中R5、R6、R7はそれぞれ独立に水素原子、メチル基又は(CH2)pCOOX基を表わし、Xは水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機アミン基を表わし、pは0〜2の整数を表わし、COOX基が2個存在する場合は、無水物を形成していても良い。)
IPC (5件):
C04B 24/26 ,  C08F220/04 ,  C08F220/26 ,  C08F290/06 ,  C04B103:32
FI (6件):
C04B 24/26 F ,  C04B 24/26 E ,  C04B 24/26 H ,  C08F220/04 ,  C08F220/26 ,  C08F290/06

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