特許
J-GLOBAL ID:200903083518167810

筒形電池の溶接ワーク配置状態判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189719
公開番号(公開出願番号):特開平6-031461
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 発電要素をケースに収装した後であって負極リード板が電池ケースの内底面に溶接される直前の段階で、前記リード板が正規の位置に配置されているか否かを判定できるようにしてスポット溶接不良を確実に防止できるようにする。【構成】 溶接工程においてリード板1aが正規の位置に配置されているか否かの検査が行われる。この検査方法に用いられる構成は、電池ケース3の底面に接触するスポット溶接用の下部電極10と、リード板1aを圧接するスポット溶接電極12と、両電極10,12間に溶接電流を流す前に下部電極10とスポット溶接電極12との間に所定時間微弱な電流を流す定電圧回路14と、定電圧回路14に直列接続されたモニタ手段16とからなっており、このモニタ手段16の指示電流値とあらかじめ調査設定されている判定値とを比較して合否が判定される。
請求項(抜粋):
スパイラル状に巻回された発電要素の下端に導出されたリード板を、絶縁板を介して前記発電要素の中心部に形成された透孔を閉塞するように折り曲げ、筒形の電池ケース内に収装し、前記リード板を溶接ワークとして前記電池ケース内底部に位置決めするとともに、前記発電要素中心部の透孔に挿通されて前記溶接ワークに接触するスポット溶接電極と、前記電池ケースに接触する他方の電極とによって、前記溶接ワークと前記電池ケース内底部とを挾持、押圧し、前記溶接ワークと前記電池ケース内底部とをスポット溶接してなる筒形電池において、前記スポット溶接電極と前記電池ケースに接触する他方の電極との間に接続された電源と、該電源から供給される電流の電流値を指示する電流のモニタ手段を備え、溶接電流を供給してスポット溶接を行う前段階で、前記電源から溶接電流以下の微弱電流を流し、前記モニタ手段により読み取られた電流値に応じて、前記溶接ワークが前記スポット溶接電極に接触する正規の位置に配置されているか否かを判定することを特徴とする筒形電池の溶接ワーク配置状態判定方法。
IPC (3件):
B23K 11/24 338 ,  B23K 11/00 560 ,  B23K 11/11 593

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