特許
J-GLOBAL ID:200903083518922465

多板式摩擦係合装置の摩擦材自動組付工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349408
公開番号(公開出願番号):特開平5-164156
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 係合のためのスプライン部の位相合わせを要することなく、摩擦材を自動的に短時間で摩擦係合装置の内、外径部材間に組み込む。【構成】 第1及び第2の摩擦材3,4をほぼ同心かつ交互に積層状態にし、内、外径部材1,2をそれらの中心軸を垂直にして同心状態に置き、それらの少なくとも一方に心合わせガイド5を取り付け、それに案内させて摩擦材3,4を組付位置近傍まで落とし込み、両部材1,2を相対的にそれらの軸回りに往復回転させて摩擦材3,4の連れ回り中の両部材1,2の係合溝11,21と両摩擦材3,4の凸条31,41との位相の一致により、摩擦材3,4を順次その下方のものから最上方のものまで両部材1,2に交互に係合させつつ組付位置に落下させる。
請求項(抜粋):
外径側部材の内周係合溝に外周凸条を係合して軸方向摺動可能な第1の摩擦材と、内径側部材の外周係合溝に内周凸条を係合して軸方向摺動可能な第2の摩擦材とを、前記両部材が径方向に対向する組付位置に交互に積層状態に複数枚組み付ける多板式摩擦係合装置の摩擦材自動組付工法において、前記第1及び第2の摩擦材をほぼ同心かつ交互に積層状態にして摩擦材積層体とする工程と、前記両部材をそれらの中心軸を垂直にして同心状態に置き、前記両部材の少なくとも一方に心合わせガイドを取り付ける工程と、前記心合わせガイドに案内させて前記摩擦材積層体を組付位置近傍まで落とし込む工程と、前記両部材を相対的にそれらの軸回りに往復回転させて、前記摩擦材積層体の前記両部材の何れかとの連れ回り中の前記両部材の係合溝と前記両摩擦材の凸条との位相の一致により、前記摩擦材積層体を順次その下方のものから最上方のものに至るまで前記両部材に交互に係合させつつ組付位置に落下させる工程とを特徴とする多板式摩擦係合装置の摩擦材自動組付工法。
IPC (3件):
F16D 55/40 ,  B23P 21/00 303 ,  F16D 13/60

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