特許
J-GLOBAL ID:200903083520826880
耐震構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-029209
公開番号(公開出願番号):特開平6-240919
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 エネルギー理論に基づいた制震構造の思想を一般建築物に適用して、在来構法の建築物の耐震性能を改善できる耐震構造の提供。【構成】 建築物2の構造要素を本体内部で上下切断するか、各要素接合部として形成した不連続部5に複数介在され、相対変位で剪断変形する鉛ダンパーユニット6に、上下に固定用突出部7bを有する鉛部7と、固定用突出部7bを内部収容し、不連続部上下の構造要素に固定した上下保持具とを備える。そして、本発明が剪断変形の利用と一般建築物用耐震構造にする点が従来と異なり、鉛固定方法を簡略化し、性能,経済性,使用勝手などの実用性を高める。また、降伏耐力,降伏変位を、ある程度任意設定でき、エネルギー吸収性能を極めて大きしく、その他の部位が損傷しないようにする。さらに、鉛ダンパーをユニット化し、現場での使用勝手を容易にする。
請求項(抜粋):
建築物における壁やブレース等の構造要素に、その本体内部の同一水平面内を上下に切断して、または、その上下階との接合部として不連続部が形成されていると共に、この不連続部に、その相対変位で剪断変形する鉛ダンパーユニットが複数介在されてなり、前記各鉛ダンパーユニットは、本体およびこの本体の上下に形成され、本体よりも水平断面積が同等以上の固定用突出部からなる鉛部と、この鉛部における固定用突出部を内部に収容できるように箱状に形成されており、前記不連続部で分離された上下の構造要素に固定されている上下の保持具とを備えていると共に、この鉛ダンパーユニットにおける鉛部は、前記上下の両保持具に挟持されて、前記上下の構造要素間に介在された状態で保持されていることを特徴とする耐震構造。
IPC (4件):
E04H 9/02 321
, E04H 9/02 301
, F16F 7/12
, F16F 15/04
引用特許:
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