特許
J-GLOBAL ID:200903083528203513

がんの診断法および予後予測法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-503161
公開番号(公開出願番号):特表2000-513098
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】本発明者らは、ヒトがチモシンβファミリーの新規なタンパク質をコードする遺伝子を有することを発見した。本明細書でチモシンβ15と呼ぶこの新規のタンパク質はチモシンβファミリーのその他のものと同様にG-アクチンと結合し、隔離するが、他のものについて知られていることとは異なり、前立腺がん細胞の細胞の運動性を直接制御してもいる。我々は、ヒトのチモシンβ15遺伝子のcDNA(配列番号1)を単離し、そのアミノ酸配列(配列番号2)を推定した。我々は、非精巣細胞におけるチモシンβ15の転写物(mRNA)および発現の上昇が、前立腺がん、肺がん、黒色腫および乳がんなどの多くのがん、特に転移がんの疾病状態と非常に相関することを発見した。従って、非精巣組織で高レベルの転写物または遺伝子産物を発見することは、特定のがんの診断だけではなく、予後の予測に使用できる。
請求項(抜粋):
生物検体を得るステップと、前記検体中のチモシンβ15濃度を測定するステップとを含む患者のがんを診断する方法であって、前記試料中のチモシンβ15濃度が基準値より大きい場合にがんであることを示す方法。
IPC (4件):
G01N 33/574 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/50
FI (4件):
G01N 33/574 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/50 P ,  C12N 15/00 ZNA A

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