特許
J-GLOBAL ID:200903083528448540

ATM交換機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074582
公開番号(公開出願番号):特開平9-266484
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 幅輳状態となったATMネットワーク内に流入するトラフィックを軽減して回線をセル廃棄が発生しにくい安定した伝送を可能とし、さらに、ATM交換機間の回線数を削減すること。【解決方法】 G3FAX端末をATMネットワークで伝送する場合、ATM交換機においてトーン検出部16またはFAXプロトコル制御部15でG3FAXであることを識別し、FAX処理部14でディジタル化して伝送するが、このとき、トラフィック測定部17およびATMバス制御部5で測定されたトラフィックデータとネットワーク内の他装置輻輳情報20に基づいて幅輳状態検出部18が幅輳レベルを識別し、FAX速度制御部19で該幅輳レベルに応じたG3FAX伝送レートを決定し、FAXプロトコル制御部15でG3FAX間の接続プロトコルに介入し、G3FAX間の伝送レートを制御して伝送する。
請求項(抜粋):
データ端末や、構内交換機(PBX)等からのデータ信号、音声信号、画像信号などのディジタル化された低速から高速のマルチメディアをまとめてATM伝送路、高速ディジタル専用線あるいはISDN等の公衆網を介して統計多重伝送するATM交換機において、前記ATM伝送路等の回線と接続する回線インタフェース部と、前記PBXと接続するPBXインタフェース部と、ATM交換機全体を制御する装置制御部とを有し、前記PBXインタフェース部は、前記PBXとの接続ラインを終端するPBXラインインタフェース部と、ATM交換機のATMバスとインタフェースするATMバス交換処理部と、前記PBXとATM交換機とのデータ交換を行うセル/デセル化処理部と、前記PBXからの通信メディアが音声かG3FAXかを識別するためのトーン検出部およびFAXプロトコル制御部と、前記通信メディアが音声の場合に音声圧縮処理等を実行する音声処理部と、前記通信メディアがG3FAXの場合にPCMデータとG3FAXのベアラ速度に変換し中継伝送できるモデム処理を実行するFAX処理部と、前記音声処理部と前記FAX処理部を通信メディアに基づいて切り替えるセレクタと、輻輳状態情報に基づいてG3FAXの伝送速度を決定するFAX速度制御部とを備え、前記回路インターフェース部は、少なくとも、回線上のトラフィック量を測定するトラフィック測定部を備え、前記装置制御部は、少なくとも、自装置内ATMバスのトラフィック量を測定するATMバス制御部と、前記ATMバス制御部により測定されたトラフィック量に基づき輻輳状態を検出する輻輳状態検出部とを備え、前記PBX側からの呼接続時に、あらかじめATM交換機間で設定している通話路、あるいは呼接続要求毎あるいは中継局動作としてPBX側、あるいは回線側からの通話路設定要求毎に接続先ATM交換機間の通話路設定(回線設定)を行う通話路で、前記ATM通話路、ATMバスのトラフィック量が所定時間当たり一定値以上の場合、前記ATM伝送路、ATMバスの所定時間当たりのトラフィック量が一定値以下(輻輳状態)になるまで、当該通話路のATM交換機間のG3FAX伝送は、前記FAXプロトコル制御部によりG3FAXプロトコルを制御するこによって接続されているG3FAX端末をフォールバックさせ、ATM伝送路、ATMバスに流入するトラフィック量を制御するようにしたことを特徴とするATM交換機。
IPC (5件):
H04L 12/28 ,  H04L 5/00 ,  H04M 3/00 ,  H04N 1/00 104 ,  H04Q 3/00
FI (5件):
H04L 11/20 G ,  H04L 5/00 ,  H04M 3/00 B ,  H04N 1/00 104 Z ,  H04Q 3/00

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