特許
J-GLOBAL ID:200903083530669988

有機ポリイソシアネートを連続的に製造するための多工程法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068000
公開番号(公開出願番号):特開平6-025136
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 安価で簡単な方法により高価な出発物質または助剤および/または危険な出発物質または助剤の使用なしに蒸留可能な有機ポリイソシアネート、有利に脂肪族ジイソシアネートおよび脂環式ジイソシアネートを高い選択性および高い空時収率で連続的に製造すること。【構成】 相応する有機ポリアミンをカルボン酸誘導体およびアルコールと反応させ、単量体ポリウレタンを生じさせ、このポリウレタンを熱分解し、この場合に生じるポリイソシアネートおよび価値のない残分を一定の反応工程で分離し、かつ再使用可能な副生成物を先の工程に再循環させる有機ポリイソシアネートを連続的に製造する多工程法。
請求項(抜粋):
相応する有機ポリアミンをカルボン酸誘導体およびアルコールと反応させ、ポリウレタンを生じさせ、このポリウレタンを熱分解することによって有機ポリイソシアネートを連続的に製造するための多工程法において、a)有機ポリアミンを尿素およびアルコールと、ジアルキルカルボネートおよび/またはアルキルカルバメートの存在下または不在下および触媒の存在下または不在下で反応させ、ポリウレタンを生じさせ、同時に生じるアンモニアを除去し、b)アルコール、ジアルキルカルボネートおよび/またはアルキルカルバメートを、生じる反応混合物から除去し、有利にこれらのアルコール、ジアルキルカルボネートおよび/またはアルキルカルバメートを反応工程a)に再循環させ、c)ポリウレタン含有反応混合物を分割して一部を蒸留によって、ポリウレタンおよび比較的に低沸点の副生成物を含有する有用な生成物に分離し、次いで反応混合物の他の部分と合わせ、価値のない残分を製造過程から除去し、d)少量の合わせたポリウレタン含有反応混合物を液相中で溶剤の不在下、触媒の存在下に200〜300°Cおよび0.1〜200ミリバールで連続的に熱分解し、反応混合物の熱分解されていない成分を、生じる副生成物と一緒に除去し、この熱分解されていない成分を副生成物と一緒に反応工程a)に再循環させ、e)熱分解生成物を精溜によって粗製ポリイソシアネート混合物およびアルコールに分離し、f)粗製ポリイソシアネートを蒸留によって精製することを特徴とする、有機ポリイソシアネートを連続的に製造するための多工程法。
IPC (4件):
C07C265/00 ,  C07C263/00 ,  C08G 18/72 NFF ,  C08G 71/04 NSZ

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