特許
J-GLOBAL ID:200903083537722191
二量体化された成長因子及びそれを生成するための材料及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-536407
公開番号(公開出願番号):特表2005-506073
出願日: 2002年10月18日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
2種のPDGF-Dポリペプチドから成るタンパク質、前記ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、及び前記タンパク質を製造するための材料及び方法が開示される。前記ポリペプチド鎖の個々は、アミノ末端からカルボキシル末端側の次の作用可能に結合されたセグメント:P1-P2-h-CH2-CH3;P1-P2-CH2-CH3;h-CH2-CH3-P2-P1;又はCH2-CH3-P2-P1から成る。それらポリペプチド鎖においては、P1は、アミノ酸xからアミノ酸yの配列番号2又は配列番号4で示されるような第1ポリペプチドセグメントであり、ここでxは246-258(両端を包含する)の整数であり、そしてyは365-370(両端を包含する)の整数であり;P2は、4〜20個のアミノ酸残基から成る第2ポリペプチドセグメントであり;hは、免疫グロブリンヒンジ領域又はその一部であり;そしてCH2及びCH3は、それぞれ、免疫グロブリンH鎖のCH2及びCH3ドメインであり。前記タンパク質においては、2種のポリペプチド鎖が、1又は複数のジスルフィド結合により連結され、前記鎖の個々は任意にはグリコシル化され、そして前記タンパク質は細胞-表面PDGF受容体に結合し、そしてそれを活性化する。
請求項(抜粋):
2種のポリペプチド鎖から成るタンパク質であって、前記鎖の個々は、アミノ末端からカルボキシル末端側に、次の作用可能に結合されたセグメント:
P1-P2-h-CH2-CH3;
P1-P2-CH2-CH3;
h-CH2-CH3-P2-P1;又は
CH2-CH3-P2-P1
から成り、ここで
P1は、アミノ酸xからアミノ酸yの配列番号2又は配列番号4で示されるような第1ポリペプチドセグメントであり、ここでxは246-258(両端を包含する)の整数であり、そしてyは365-370(両端を包含する)の整数であり;
P2は、4〜20個のアミノ酸残基から成る第2ポリペプチドセグメントであり;
hは、免疫グロブリンヒンジ領域又はその一部であり;そして
CH2及びCH3は、それぞれ、免疫グロブリンH鎖のCH2及びCH3ドメインであり;
ここで前記2種のポリペプチド鎖は、1又は複数のジスルフィド結合により連結され、前記鎖の個々は任意にはグリコシル化されていてもよく、そして前記タンパク質は細胞-表面PDGF(血小板由来成長因子)受容体β/βイソフォーム又はα/βイソフォームに結合し、そしてそれを活性化する、ことを特徴とするタンパク質。
IPC (11件):
C12N15/09
, A61K38/00
, A61P19/00
, C07K14/49
, C07K16/28
, C07K19/00
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/10
, C12P21/02
FI (11件):
C12N15/00 A
, A61P19/00
, C07K14/49
, C07K16/28
, C07K19/00
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12P21/02 C
, C12N5/00 A
, A61K37/02
Fターム (47件):
4B024AA01
, 4B024BA21
, 4B024BA44
, 4B024CA04
, 4B024CA07
, 4B024DA02
, 4B024DA06
, 4B024EA02
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024FA07
, 4B024GA11
, 4B024HA12
, 4B064AG13
, 4B064AG26
, 4B064CA02
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B065AA26X
, 4B065AA90X
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA06
, 4C084AA07
, 4C084BA22
, 4C084CA53
, 4C084CA56
, 4C084CA59
, 4C084DB55
, 4C084MA66
, 4C084NA14
, 4C084ZA961
, 4C084ZC611
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045BA10
, 4H045BA41
, 4H045CA40
, 4H045DA01
, 4H045DA75
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
Biochemical and Biophysical Research Communications, 200101, Vol. 280, p. 733-737
-
Nature Cell Biology, 200105, Vol. 3, p. 517-521
-
Biochemistry, 200107, Vol. 40, p. 8868-8876
-
Nature Cell Biology, 200105, Vol. 3, p. 512-516
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