特許
J-GLOBAL ID:200903083537738390

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023952
公開番号(公開出願番号):特開平5-223019
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は内燃機関の蒸発燃料(ベーパ)をキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着された燃料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パージ)して燃焼させるエバポパージシステムの故障を診断する装置に関し、常に診断可能とすることを目的とする。【構成】 パージ側VSVを開弁し、かつ、キャニスタ大気孔VSVを閉弁した後(ステップ104,105)、X秒間の系内の圧力変化を算出し(ステップ106〜111)、その算出変化率が所定値Y未満のときは大きな洩れがあり、故障と判定する(ステップ112,124,125)。一方、上記算出変化率が所定値Y以上と判定されたときは(ステップ112)、タンク内負圧がZ(Pa)に達してからパージ側VSV及びキャニスタ大気孔VSVを共に閉弁して所定時間α(秒)の系内の圧力変化率から故障診断をする(ステップ114〜125)。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料をベーパ通路を通してキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、所定運転時に該キャニスタ内の吸着燃料をパージ通路を通して内燃機関の吸気通路へパージするエバポパージシステムの故障を診断する装置において、前記パージ通路を導通又は遮断する第1の制御弁と、前記キャニスタの大気孔を開閉する第2の制御弁と、前記第2の制御弁を閉弁すると共に前記第1の制御弁を開弁して前記吸気通路の圧力を前記パージ通路から前記燃料タンクまでの系内に第1の所定時間導入する第1の弁制御手段と、前記第1の所定時間における該系内の圧力の変化の度合いからエバポパージシステムの故障の有無を判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によりエバポパージシステムの故障無しと判定されたときは、前記系内の圧力が所定値となったかどうか監視し、該系内の圧力が該所定値となった時に前記第1の制御弁を前記第2の制御弁と共に閉弁する第2の弁制御手段と、前記第2の弁制御手段により前記第1及び第2の制御弁が共に閉弁指令を受けた時点から第2の所定時間経過した時点で、該第2の所定時間における前記系内の圧力の変化の度合いを測定し、その測定結果からエバポパージシステムの故障の有無を判定する第2の判定手段とを有することを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08

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