特許
J-GLOBAL ID:200903083537949803

ベルト張力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129586
公開番号(公開出願番号):特開平7-310793
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 短時間の張力変動には応動せず,安定した特性を有するベルト張力調整装置の提供。【構成】 固定軸12と偏心輪2とをビスカスカップリング30で結合し,偏心輪2にプーリ11を装着したベルト張力調整装置1である。偏心輪2には,ベルト19の張力に対抗する付勢力を有する伸縮部材14を取付ける。第1発明では,ビスカスカップリング30のオイル室33は,気密保持部材341〜343で封止し,空部333を低圧状態にする。第2発明では,オイル室33の作動油81と空部333との境界面に仕切板を設ける。第3発明では,プレート31,32に通気溝を設け,偏心輪2の内周壁面に空気の導通路を設ける。
請求項(抜粋):
ベルトを装着するプーリと,所定の位置に固定された固定軸と,上記プーリを回動自在に嵌着し該固定軸に対して偏心した中心を有する偏心輪と,該偏心輪と固定軸とを連結するビスカスカップリングと,上記ベルトの張力に対抗して上記偏心輪を回動させるよう付勢された伸縮部材とを有するベルト張力調整装置であって,上記ビスカスカップリングは,上記固定軸の外周面に取付けられたインナプレートと,上記偏心輪の内周壁面に取付けられたアウタプレートと,上記固定軸の外周面と偏心輪の内周壁面とを壁面とするオイル室と,該オイル室内に封入された高粘性の作動油とを有しており,上記オイル室は,外気の進入を防止する気密保持部材を設けてあり,オイル室の空部は空気を排出して低圧状態に保持されていることを特徴とするベルト張力調整装置。

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