特許
J-GLOBAL ID:200903083538507251

暗号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-173671
公開番号(公開出願番号):特開平11-024558
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 安全性を高める。【解決手段】 従来のDESと同様に、入力データを2つの部分データR,Lに分割し、その一方Rを非線形関数手段304で鍵データで非線形変換し、その出力と、他方Lの部分データとの排他的論理和をとり、その出力と、部分データRとの配列を変換して、R,Lとして同様のことを繰返し、この発明では手段304として入力データを鍵データで線形変換し(341)、その出力をin0 ,in1 にビット分割し、S-boxの1つの素子と同様の非線形手段の3つと3つの排他的論理和演算とにより相互に非線形変換する複数の機能構造3430 ,3431 ,...,3437 の1つを鍵データ5で選択してこの選択したものにin0,in1 を入力し、その出力out0 ,out1 をビット結合して手段304の出力とする。
請求項(抜粋):
入力データを初期分割手段で二つの部分データに分割し、これら部分データの一つに対し、非線形関数手段で鍵記憶手段に蓄積された鍵データに依存したデータ変換処理を行い、その非線形関数手段の出力データを前記部分データの他方の一つに線形演算手段で作用させ、その線形演算手段の出力データと前記非線形関数手段の入力部分データとの配列順番を交換手段で交換し、前記交換手段よりの二つの交換されたデータを二つの部分データとして前記非線形関数手段と前記線形演算手段と前記交換手段とを繰返し手段で複数回繰返し、前記繰返し手段の最終回の繰返しにおける前記交換手段よりの二つのデータを一つの出力データに最終結合手段で結合して、その出力データを出力する暗号装置において、前記非線形関数手段は、入力されたデータに前記鍵記憶手段に蓄積された鍵データに基づいて線形変換を行う鍵依存線形変換手段と、その鍵依存線形手段の出力データを2個のビット列に分割する分割手段と、予め決められた複数の機能構造から、前記鍵記憶手段に蓄積された鍵データに基づいて決定される一つの構造において前記2個のビット列間で非線形変換を行う非線形変換手段と、その非線形変換手段よりの2個の出力ビット列を結合して前記非線形関数手段の出力データとする結合手段とを備えることを特徴とする暗号装置。
IPC (2件):
G09C 1/00 610 ,  H04L 9/06
FI (2件):
G09C 1/00 610 B ,  H04L 9/00 611 A

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