特許
J-GLOBAL ID:200903083548391090

繊維複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-000476
公開番号(公開出願番号):特開平6-200463
出願日: 1993年01月06日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 繊維複合体の廃棄物、不要物の再生利用により補強の必要な部分を補強し、通常の繊維複合体と強度において遜色のない繊維複合体を得る。【構成】 ガラス繊維と熱可塑性樹脂とからなりガラス繊維含有率が20〜60重量%である再生用繊維複合体を粉砕して得られた粉砕物Aを得、粉砕物Aをガラス繊維を主体とするマット状物の片面全体に散布し、粉砕物Aが散布されたマット状物の両面に熱可塑性樹脂フィルムを積層し、この積層物を加熱加圧圧縮して粉砕物A中及び熱可塑性樹脂フィルムのそれぞれの熱可塑性樹脂を溶融し、これをマット状物に含浸し、その後解圧して含浸樹脂が溶融状態にあるうちに積層物を厚さ方向に真空吸引し、繊維複合体Bを得、かつ繊維複合体Bに対する粉砕物Aの割合が10〜40重量%となるようにする。
請求項(抜粋):
無機繊維と熱可塑性樹脂とからなり無機繊維含有率が20〜60重量%である再生用繊維複合体を粉砕して得られた粉砕物(A)を得る工程と、粉砕物(A)を無機繊維を主体とするマット状物の片面全体のうちの少なくとも補強を要する部分に所要量散布する工程と、粉砕物(A)が散布されたマット状物の両面に熱可塑性樹脂フィルムを積層する工程と、この積層物を加熱加圧圧縮して粉砕物(A)中及び熱可塑性樹脂フィルムのそれぞれの熱可塑性樹脂を溶融し、これをマット状物に含浸する工程と、その後解圧し、含浸樹脂が溶融状態にあるうちに積層物を厚さ方向に引っぱって膨らませ、繊維複合体(B)を得る工程とを含み、かつ繊維複合体(B)に対する粉砕物(A)の割合が10〜40重量%であることを特徴とする繊維複合体の製造方法。
IPC (4件):
D04H 1/58 ,  B29B 17/00 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/54
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-080652
  • 特開昭53-090483

前のページに戻る