特許
J-GLOBAL ID:200903083561166283

ルイス酸触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-219165
公開番号(公開出願番号):特開平9-057110
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 求電子反応による有機合成反応における触媒活性を増大させたルイス酸触媒を提供する。【解決手段】 一般式[I]【化1】で示されるルイス酸触媒。【効果】 求電子反応による有機合成反応における反応速度が加速され、また、選択率および収率が向上する。特に、不斉な配位子を使用することにより、不斉合成反応において非常に高い選択性で不斉化合物を製造することができる。
請求項(抜粋):
一般式[I]【化1】[式中、Xは-N(Tf1)Tf2〔Tf1は-SO2Rf1を表し、Tf2は-SO2Rf2(Rf1およびRf2はそれぞれ独立にフッ素原子または低級パーフルオロアルキル基を表す。)を表す。〕を表し、R1は置換もしくは非置換のシクロペンタジエニル基、-OR3または-N(Tf3)R4を表し、R2は置換もしくは非置換のシクロペンタジエニル基、-OR5または-N(Tf4)R6〔Tf3は-SO2Rf3を表し、Tf4は-SO2Rf4(Rf3およびRf4はそれぞれ独立にフッ素原子または低級パーフルオロアルキル基を表す。)を表し、R3、R4、R5およびR6はそれぞれ独立に低級アルキル基を表すか、または、R3およびR5、R3およびR6、R4およびR5、あるいは、R4およびR6がいっしょになって2価の基を形成する。〕を表し、Mはアルカリ土類金属、希土類元素、遷移金属、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、ヒ素、アンチモン、ビスマス、セレンまたはテルルから選ばれる元素を表し、nは該当するMの原子価-2の整数を表し、-N(Tf1)Tf2、-N(Tf3)R4または-N(Tf4)R6の少なくとも1つを有する。]で示されるルイス酸触媒。
IPC (5件):
B01J 31/12 ,  C07B 61/00 300 ,  C07B 37/12 ,  C07B 41/12 ,  C07B 43/06
FI (5件):
B01J 31/12 Z ,  C07B 61/00 300 ,  C07B 37/12 ,  C07B 41/12 ,  C07B 43/06

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