特許
J-GLOBAL ID:200903083570641326

海砂の洗浄効果管理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-165879
公開番号(公開出願番号):特開平7-072141
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 コンクリート骨材に使用する海砂の洗浄の程度(塩素イオンとアルカリ金属イオンの濃度)を現場的に簡易に判別する。【構成】 海砂の洗浄効果を管理するにあたり,所定容量のカラム内に洗浄対象の海砂を装填し,このカラム内にその上部から洗浄水を連続的に導入して海砂内を通過させ,海砂を通過した洗浄後液を経時的に多数採取して液中の塩素イオン濃度とアルカリ金属イオン濃度を測定し,この両イオン濃度と,各測定時における海砂を通過した海砂単位当りの累積洗浄水量との相関関係を予め求めておき,当該海砂の実際の洗浄工程における洗浄終了時の洗浄後液を採取してその塩素イオン濃度を測定し,この塩素イオン濃度から前記の相関関係を用いて当該洗浄後液のアルカリ金属イオン濃度を推定し,この塩素イオン濃度の測定値とアルカリ金属イオン濃度の推定値をそれぞれの基準値と比較することにより洗浄終了時の海砂の洗浄程度を判別する。
請求項(抜粋):
海砂の洗浄効果を管理するにあたり,所定容量のカラム内に洗浄対象の海砂を装填し,このカラム内にその上部から洗浄水を連続的に導入して海砂内を通過させ,海砂を通過した洗浄後液を経時的に多数採取して液中の塩素イオン濃度とアルカリ金属イオン濃度を測定し,この両イオン濃度と,各測定時における海砂を通過した海砂単位当りの累積洗浄水量との相関関係を予め求めておき,当該海砂の実際の洗浄工程における洗浄終了時の洗浄後液を採取してその塩素イオン濃度を測定し,この塩素イオン濃度から前記の相関関係を用いて当該洗浄後液のアルカリ金属イオン濃度を推定し,この塩素イオン濃度の測定値とアルカリ金属イオン濃度の推定値をそれぞれの基準値と比較することにより洗浄終了時の海砂の洗浄程度を判別することを特徴とする海砂の洗浄効果管理法。
IPC (3件):
G01N 33/24 ,  G01N 1/34 ,  G01N 27/416

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