特許
J-GLOBAL ID:200903083581469029

助手席用エアバッグ装置のリッド取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081928
公開番号(公開出願番号):特開平5-278548
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 エアバッグが展開するときにリッドを素早く開放作動させる。【構成】 ケース10とリッド14とが取付片22によって連結されている。取付片22のケース連結部26と中間部36との境界部分にテアライン38と段部40とが設けられている。ケース10の前縁に設けられた突部42が段部40に係合している。【効果】 エアバッグ12が展開してリッド14を押圧した時に、段部40と突部42とが係合しているために、テアライン38に局部的に大きな破断応力が集中し、取付片22がテアライン38に沿って速やかに破断する。エアバッグの展開時間が短縮される。インフレータの発生ガス圧の低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
折り畳まれたエアバッグを収納したケースの前面開口に対しリッドを取り付けた構造であって、該リッドはその一方の側辺部が該ケースの一辺側の前縁部に対し開放方向に回動可能に取り付けられ、他方の側辺部は、リッド開放時に断裂される可裂取付片を介して該ケースの前記一辺側と対向する対向辺側の前縁部に連結されている助手席用エアバッグ装置のリッド取付構造において、前記取付片は、リッドに連結されたリッド連結部と、ケースに連結されたケース連結部と、該リッド連結部とケース連結部とをつないでいる中間部とを有しており、該中間部はリッド連結部及びケース連結部よりも低強度であり、前記ケースの前記対向辺側の前縁にはケース側方に突出する突部が設けられており、前記取付片には、該突部と係合し、前記ケース連結部のケース前方への移動を阻止する段部が設けられていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置のリッド取付構造。

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