特許
J-GLOBAL ID:200903083591151515

蒸留塔のスタートアップ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-166389
公開番号(公開出願番号):特開2001-340701
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月11日
要約:
【要約】【課題】 易重合性化合物含有溶液を取り扱う蒸留塔における、安全かつ重合を防止できるスタートアップ方法を提供する。【解決手段】 易重合性化合物含有溶液を取り扱う蒸留塔の稼動開始に際して、重合防止剤を該蒸留塔の塔底液に供給し、次いで該蒸留塔の昇温を開始することを特徴とする。更に、蒸留塔の昇温開始前に該蒸留塔の塔頂または塔中段から還流液を供給することで、より易重合性物質の重合を防止することができる。加えて、蒸留塔の昇温開始前に不活性ガスおよび/または分子状酸素含有ガスを塔内に供給して、塔内分子状酸素含有ガス濃度を0.1〜9容量%とし、次いで昇温過程で塔内易重合性化合物ガス組成が爆発上限界濃度を越える範囲で分子状酸素含有ガスを供給することで、蒸留塔内で発生する易重合性化合物の重合の発生や重合物付着による閉塞を防止すると共に、スタートアップ時の爆発等の危険性を回避でき安全性に優れる。
請求項(抜粋):
易重合性化合物含有溶液を取り扱う蒸留塔の稼動開始に際して、重合防止剤を該蒸留塔の塔底液に供給し、次いで該蒸留塔の昇温を開始することを特徴とする蒸留塔のスタートアップ方法。
IPC (4件):
B01D 3/00 ,  C07C 51/44 ,  C07C 51/46 ,  C07C 57/075
FI (4件):
B01D 3/00 A ,  C07C 51/44 ,  C07C 51/46 ,  C07C 57/075
Fターム (29件):
4D076AA07 ,  4D076AA16 ,  4D076AA22 ,  4D076AA24 ,  4D076BB03 ,  4D076BB08 ,  4D076EA04Z ,  4D076EA10Z ,  4D076EA12Z ,  4D076EA20Z ,  4D076EA49 ,  4D076FA13 ,  4D076GA01 ,  4D076GA03 ,  4D076JA01 ,  4D076JA02 ,  4H006AA02 ,  4H006AD11 ,  4H006AD12 ,  4H006AD41 ,  4H006BA52 ,  4H006BA94 ,  4H006BB16 ,  4H006BB61 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC18 ,  4H006BC34 ,  4H006BS10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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