特許
J-GLOBAL ID:200903083594267670

建設機械のピン結合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126973
公開番号(公開出願番号):特開平10-316367
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ピンとピン孔との局部的接触による応力集中をなくしてピンの破損を防止するとともに、ピンを貫通する際にピン孔との位置合わせを行うための上下調整機構を廃止する。【解決手段】 建設機械のアウターブーム5とインナーブーム6aとをピン結合するに当たり、インナーブーム6aの側面部にピン孔13を開穿する。ピン孔13は、大径の円孔14と小径の円孔15を重ね合わせた長孔に形成し、この小径の円孔15の直径をピン7の外径に一致させておく。アウターブーム5の側面部からピン7を大径の円孔14に向けて突出させれば、大径の円孔14の直径はピン7の外径よりも十分大きいため、容易にピン7をピン孔13へ貫通できる。続いて、インナーブーム6aを僅かに収縮してピン孔13を移動させ、小径の円孔15の中心とピン7の直径の中心を一致させれば、ピン7の外側面が略半周に亘って小径の円孔15へ均一に当接し、応力集中の発生がなくなる。
請求項(抜粋):
アウターブームとインナーブームとからなる伸縮式のブームを備え、前記アウターブームからインナーブームへピンを出没可能に貫通させて、前記アウターブームとインナーブームとをピン結合するように構成した建設機械に於いて、インナーブームに開穿されたピン孔は、大径の円孔と小径の円孔を重ね合わせた長孔に形成され、該小径の円孔の直径を前記ピンの外径に一致させたことを特徴とする建設機械のピン結合装置。
IPC (3件):
B66C 23/687 ,  B66C 23/42 ,  B66C 23/70
FI (3件):
B66C 23/68 A ,  B66C 23/42 A ,  B66C 23/70 H

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