特許
J-GLOBAL ID:200903083603000364

撥水ガラスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-310620
公開番号(公開出願番号):特開平5-146745
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】撥水皮膜の耐アルカリ性、ガラス基板への密着性、及び耐候性を向上させる。【構成】シリコンアルコキシドと、アルコキシル基の一部がフルオロアルキル基で置換された置換シリコンアルコキシドと、アルコールと、水と、酸または塩基とを混合した第一溶液を調製し、第一溶液をガラス基板1表面に塗布して第一塗膜を形成し、置換シリコンアルコキシドを含む第二溶液を第一塗膜表面に塗布して第二塗膜を形成し、その後全体を一体的に焼成する撥水ガラスの製造方法。焼成時に第二塗膜は第一塗膜と一体的に結合するので、撥水基の劣化が防止されて耐候性が向上し、第一塗膜で硬度と密着性を確保する。
請求項(抜粋):
Si(OR)4 で表わされるシリコンアルコキシドと、アルコキシル基の一部がフルオロアルキル基で置換された置換シリコンアルコキシドと、アルコールと、水と、酸または塩基とを混合した第一溶液を調製する溶液調製工程と、前記第一溶液をガラス基板表面に塗布して第一塗膜を形成する第一塗布工程と、アルコキシル基の一部がフルオロアルキル基で置換された置換シリコンアルコキシドを含む第二溶液を前記第一塗膜表面に塗布して第二塗膜を形成する第二塗布工程と、前記第一塗膜及び前記第二塗膜を一体的に焼成して撥水皮膜を形成する焼成工程と、を順次行うことを特徴とする撥水ガラスの製造方法。
IPC (5件):
B05D 7/00 ,  B05D 1/36 ,  B05D 5/00 ,  B05D 7/24 302 ,  B05D 7/24

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