特許
J-GLOBAL ID:200903083603256334

角形非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114426
公開番号(公開出願番号):特開平5-315009
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 角形非水電解液二次電池において、電池ケース中に無駄な空間を発生させず、できるだけ多くの正極と負極を電流の偏りが起こらないように正確に相対させて、セパレータが破断することなくケースの中に密に収納し、電池容量が大きく充放電サイクルに伴う電池容量の低下を少なくする。【構成】 短冊状の正極1をセパレータ3により包む際、正極1の長手方向に沿った端部の内、一方で折り返し、他方で融着して融着部3aとする。これにより正極1を大きくできるようにすると共に、電池ケース5内に無駄な空間を発生させない。この正極入り袋状セパレータを、びょうぶ状に折り曲げて形成した負極4の谷折り目にその融着部3aが接触するように挟み込む。これにより、セパレータ3aの破断を避けると共に、そのセパレータ3aの融着部3aがセパレータの機能を有しないことを利用して負極の折り目での電流の偏りを抑制する。
請求項(抜粋):
短冊状の正極をセパレータにより該正極の長手方向に沿った一方の端部から折り返して包み、前記正極の長手方向に沿った他方の端部および底部に沿って前記セパレータを融着して正極入り袋状セパレータを形成し、前記正極入り袋状セパレータの幅を間隔として山折り目と谷折り目を交互につけて帯状の負極をびょうぶ状に折り曲げ、前記負極の折り目がすべて谷折り目となる方向から該折り目に前記正極入り袋状セパレータの融着部分が接触するように該正極入り袋状セパレータを前記びょうぶ状に折り曲げた負極に挟み込んで電極群を構成したことを特徴とする角形非水電解液二次電池。

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