特許
J-GLOBAL ID:200903083605128244

低温靭性に優れた超高強度鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-115949
公開番号(公開出願番号):特開平10-306347
出願日: 1997年05月06日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 HAZの低温靭性に優れた超高強度(APIX100超)鋼管を提供する。【解決手段】 低C-高Mn-Nb-Mo-Ti系の母材に低C-Mn-Ni-Cr-Mo-低O系の溶接金属からなり、HAZ最軟化部の硬さが溶接金属部の平均硬さの0.85以上である鋼管。【効果】 低温靭性に優れた超高強度鋼管により、パイプラインの安全性が著しく向上すると共に、パイプラインの施工能率、輸送効率の飛躍的な向上が可能となった。
請求項(抜粋):
重量%で、 C :0.05〜0.10%、 Si:0.6%以下、 Mn:1.8〜2.5%、 P :0.015%以下、 S :0.003%以下、 Ni:0.1〜1.0%、 Mo:0.25〜0.60%、 Nb:0.01〜0.10%、 Ti:0.005〜0.030%、 Al:0.06%以下、 N :0.001〜0.006%、 O :0.003%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる母材と、 C :0.03〜0.08%、 Si:0.6%以下、 Mn:1.5〜2.2%、 P :0.015%以下、 S :0.005%以下、 Ni:1.0〜2.5%、 Cr:0.50〜1.5%、 Mo:0.50〜1.5%、 Nb:0.01〜0.10%、 Ti:0.005〜0.030%、 Al:0.05%以下、 N :0.001〜0.010%、 O :0.015〜0.030%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ下記の式で定義されるP値が0.25〜0.35の範囲にある溶接金属部を有し、かつ溶接熱影響部の最軟化部の硬さ(HvHAZ)が溶接金属部の平均硬さ(HvWM)の0.85以上を有することを特徴とする低温靭性に優れた超高強度鋼管。P=C+0.11Si+0.03Mn+0.02Ni+0.04Cr+0.07Mo+1.46Nb
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  B21C 37/08 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/00 301 B ,  B21C 37/08 A ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58

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