特許
J-GLOBAL ID:200903083608628906

車両走行状態検出装置及び居眠り運転警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165589
公開番号(公開出願番号):特開平9-011773
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 居眠り運転警報装置において、運転開始から現在までの運転者の継続的な状態変化を検出し、運転者の居眠りを的確に検出して警報を発する。【構成】 運転操作検出手部Bは各種操作機器の操作状況に応じた単調度Tを求め、ステアリング操作検出部Cは一定時間内の操舵量Qを求め、走行位置検出部Aはカメラからの白線の画像を抽出してその座標を求め、水平座標上のずれの標準偏差SDを演算し、この標準偏差SDをカメラにおける車線幅相当の画素値で除算して蛇行率MR’を設定してこの蛇行率MR’を車速Vに応じた係数によって補正して補正蛇行率MRを求め、単調度Tと操舵量Qと蛇行率MRから運転者の覚醒度を推定し、必要に応じて警報機7を駆動して運転者の覚醒度の向上を促す。
請求項(抜粋):
走行中の車両の運転状態を検出する車両走行状態検出装置において、前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記車両のステアリングの操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記車両走行方向前方あるいは後方の路面を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された路面画像を選択的に検査画像として取り込む画像データ記憶手段と、該画像データ記憶手段からの検査画像に基づいて走行帯区分線の画像を抽出して該走行帯区分線画像の座標を求める画像処理手段と、該画像処理手段からの走行帯区分線画像の座標データを所定回数もしくは所定時間取り込むことによって該走行帯区分線画像の水平座標軸上のずれの標準偏差を演算する蛇行量演算手段と、該蛇行量演算手段によって演算された標準偏差を前記カメラにおける車線幅相当の画素値で除算して蛇行率を設定する蛇行率設定手段と、前記操舵角検出手段によって検出されたステアリング操舵角の絶対値を前記車速検出手段によって検出された車速に応じた車速係数に基づいて補正する操舵角絶対値補正手段と、前記蛇行率設定手段によって演算された蛇行率を前記操舵角絶対値補正手段によって補正された補正操舵角絶対値に応じて補正する蛇行率補正手段とを具えたことを特徴とする車両走行状態検出装置。

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