特許
J-GLOBAL ID:200903083612650959

電動機の起動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-158148
公開番号(公開出願番号):特開平10-014267
出願日: 1996年06月19日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 負荷トルクが大きい場合でも電動機や電力変換回路の破損及び焼損を防止し得る範囲内において、電力変換回路のトルクを最大限に利用することによって安定した起動を行えるようにすると共に、電動機のロック検知を確実に行えるようにする。【解決手段】 電動機(CM)の起動時に、インバータ出力電流Iが、電動機(CM)及びパワートランジスタ(Tr,Tr,...)を保護するための限時特性に基く保護上限値である第1設定値I1を越えると上昇信号を出力する。更に、上昇信号が出力されると、インバータ回路(23)に運転信号を継続して出力すると共に、インバータ出力電流Iが、第1設定値I1より高い設定値であってパワートランジスタ(Tr,Tr,...)を保護するための瞬時特性に基く保護上限値である第2設定値I2を越えるとインバータ回路(23)の出力を停止する。
請求項(抜粋):
電源(PS)及び電動機(CM)を備える一方、上記電源(PS)より供給される電力を所定の制御電力に変換して電動機(CM)に出力する電力変換回路(20)と、該電力変換回路(20)に駆動信号を出力する駆動回路(31)と、上記電力変換回路(20)が電動機(CM)に出力する出力電流Iを検出する電流検出手段(CT)と、上記電動機(CM)の起動時に、電流検出手段(CT)が検出する電力変換回路(20)の出力電流Iが、電動機(CM)及び電力変換回路(20)の制御素子(Tr,Tr,...)を保護するための限時特性に基く保護上限値である第1設定値I1を越えたか否かを判別し、上記出力電流Iが第1設定値I1を越えると上昇信号を出力する判別手段(43)と、該判別手段(43)が上昇信号を出力すると、駆動回路(31)に対して運転の継続信号を出力すると共に、上記電力変換回路(20)の出力電流Iが、第1設定値I1より高い設定値であって電力変換回路(20)の制御素子(Tr,Tr,...)を保護するための瞬時特性に基く保護上限値である第2設定値I2を越えたか否かを判別し、上記出力電流Iが第2設定値I2を越えると駆動回路(31)に停止信号を出力する駆動停止手段(44)とを備えていることを特徴とする電動機の起動制御装置。
IPC (4件):
H02P 1/16 ,  H02M 7/48 ,  H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63
FI (4件):
H02P 1/16 ,  H02M 7/48 M ,  H02P 7/63 302 L ,  H02P 7/63 302 D

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