特許
J-GLOBAL ID:200903083614016467

シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097824
公開番号(公開出願番号):特開平9-280325
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置の可撓性外歯歯車を装置ハウジング等に取り付ける取付け部分を改良すること。【解決手段】 シルクハット型撓み噛み合い式歯車装置1は、第1および第2の端板2、3の間に配置したクロスローラベアリング4によってこれらが相対回転可能となっている。クロスローラベアリング4の内輪41の内周面には、剛性内歯歯車が一体形成されている。この内輪41は第1の端板2の側に直接に締結固定されている。クロスローラベアリングの外輪44の端面には環状溝44aが形成されており、ここに、シルクハット形状の可撓性外歯歯車の環状ボス17が丁度嵌まり込み、接着剤、溶接等によって接合されている。この外輪44はボルト81によって、第2の端板3の側に締結固定されている。環状ボス17が予め外輪44(装置ハウジング)の側に接合されているので、これらを結合するためのボルト、ボルト孔、これあを締結する組立工程が不要となる。また、環状ボス17の製造誤差が組み付け誤差となって現れることもない。
請求項(抜粋):
環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置された可撓性外歯歯車と、この可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて前記剛性内歯歯車に対して部分的に噛み合わせると共に、当該噛み合わせ位置を周方向に移動させる波動発生器とを有し、前記可撓性外歯歯車として、円筒状の胴部と、この胴部の一方の開口端側の外周面に形成された外歯と、この胴部における他方の開口端に連続して半径方向の外側に向けて広がっている環状のダイヤフラムと、このダイヤフラムの外周縁に連続した厚肉の環状ボスを備えたシルクハット形のものが採用されているシルクハット型撓み噛み合い式歯車装置において、前記可撓性外歯歯車の環状ボスが連結される固定側の部材あるいは出力側の部材を有し、当該部材に対して前記環状ボスは溶着、接着等により接合されていることを特徴とするシルクハット型撓み噛み合い式歯車装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-295785
  • 特開平1-295785

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