特許
J-GLOBAL ID:200903083615479940

ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-043906
公開番号(公開出願番号):特開平5-240079
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】燃料温度の変化に起因する燃料噴射量の変動を補償しつつ、通常運転状態のときに補正が行われて燃料噴射量に誤差が生じるのを未然に防止する。【構成】燃料噴射制御装置は、燃料噴射ポンプ1の燃料フィードポンプ6よりも下流側の燃料通路における燃料温度を検出する燃料温度センサ36と、エンジン回転数を検出する回転数センサ35とを備えている。ECU71のROMにはエンジン回転数に応じた基準燃料温度が予め記憶されている。ECU71のCPUは、回転数センサ35によるエンジン回転数に対応するROMでの基準燃料温度と、燃料温度センサ36による燃料温度とを比較する。そして、CPUは前記量燃料温度が互いに一致するとき燃料噴射量の補正を行わず、両燃料温度が一致しないとき燃料噴射量を両燃料温度の比較量に応じて補正する。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンに高圧燃料を噴射する燃料噴射弁と、低圧の燃料を供給する低圧燃料供給機構、前記低圧燃料供給機構からの低圧燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給する加圧機構、及び前記燃料噴射弁からディーゼルエンジンへの燃料噴射量を調整する調量機構を備えた燃料噴射ポンプと、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段による運転状態に応じた燃料噴射量を算出する噴射量算出手段と、前記噴射量算出手段による算出結果に応じて前記燃料噴射ポンプの調量機構を制御して、前記燃料噴射弁からの燃料噴射量を調整する噴射制御手段とを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置において、前記燃料噴射ポンプの低圧燃料供給機構よりも下流側の燃料通路における燃料温度を検出する燃料温度検出手段と、前記ディーゼルエンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記ディーゼルエンジンの回転数に応じた基準燃料温度を記憶する基準燃料温度記憶手段と、前記回転数検出手段による回転数に対応する基準燃料温度記憶手段での基準燃料温度と、燃料温度検出手段による燃料温度とを比較し、両燃料温度が一致しないとき、前記噴射量算出手段による燃料噴射量を前記両燃料温度の比較量に応じて補正する噴射量補正手段とを設けたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/04 380 ,  F02D 45/00 312

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