特許
J-GLOBAL ID:200903083618480338

動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-199223
公開番号(公開出願番号):特開平7-033034
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 操舵補助用のモータから舵取機構への伝動系に介在する歯車式減速装置のバックラッシュ調整と、モータと舵取機構とを係断する電磁クラッチのギャップ調整とが、容易にしかも確実に行う。【構成】 伝動ハウジング10の内側に形成したねじ孔 10aに軸受ケース8を螺合し、操舵補助用のモータ11の伝動軸14を、軸受ケースに内嵌固定された玉軸受13に支持させ、この伝動軸の小歯車7bを、軸受ケースの螺進によって軸長方向に動かし、ロックナット80の締め付けにより固定する手順により、減速装置のバックラッシュ調整を行う。また、伝動軸の他側に摺動自在に嵌挿されたアーマチュア22と、モータの出力軸に嵌着されたクラッチロータ20とにより、電磁クラッチ12を構成し、アーマチュアを、カラー15との間に介装したコイルばね9によりモータ側に向けて付勢する。
請求項(抜粋):
舵取機構の一部に連なる伝動ハウジングの内部に伝動軸を支持し、該伝動ハウジングの他側に操舵補助用のモータを取り付け、該モータの出力軸と前記伝動軸との間に電磁クラッチを、前記舵取機構への入力軸と前記伝動軸との間に歯車式の減速装置を夫々構成してなり、前記出力軸に取り出される前記モータの回転力を前記電磁クラッチにより係断し、前記減速装置による減速を経て前記入力軸に伝えて、前記舵取機構の舵取り動作を補助するようにした電動式の動力舵取装置において、前記伝動ハウジングの内部に軸長方向への移動可能に装着され、前記伝動軸の支持用軸受を内嵌保持する軸受ケースと、該軸受ケースの移動を適宜の位置にて拘束する拘束手段と、前記伝動軸の前記出力軸側の端部に軸長方向への摺動自在に嵌挿された前記電磁クラッチの構成部材と、該構成部材と前記伝動軸の一部との間に介装され、前記構成部材を前記モータ側に向けて付勢する付勢手段とを具備することを特徴とする動力舵取装置。
IPC (3件):
B62D 5/04 ,  F16D 27/14 ,  F16H 55/24
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-193557
  • 特開平3-164370
  • 特開平3-266772
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