特許
J-GLOBAL ID:200903083626282405

立方晶窒化硼素系焼結体およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-130773
公開番号(公開出願番号):特開平6-293567
出願日: 1991年03月22日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 標準型H1P装置を用いて生成して成る、組織的欠陥であるボアの残留を減少した立方晶窒化硼素系焼結体とその製造法【構成】 立方晶窒化硼素の個々の粒子に無電解メッキによりNi系合金またはCo系合金のうちより選択した合金を被覆した立方晶窒化硼素粒子の多数個と硬質炭化物・硬質硼化物・硬質窒化物・硬質珪化物・硬質酸化物のうちより選択した1種または2種以上の硬質物の個々の粒子に無電解メッキによりNi系合金またはCo系合金のうちより選択した合金を被覆した硬質物粒子の多数個との混合物を、圧縮成形して成る成形体を水素炉または真空炉の中で加熱して予備焼結体を生成し、次いでH1P装置を用いて1,000°C乃至1,400°Cの範囲内より選定した温度下にて500kg/cm2乃至2,000kg/cm2の範囲内より選定した圧力を加えて合金皮膜が液相焼結した立方晶窒化硼素粒子の多数個と合金皮膜が液相焼結した硬質物粒子の多数個とが混合している状態で、組織的欠陥であるボアの残留を減少して成る立方晶窒化硼素系焼結体とその製造法。
請求項(抜粋):
個々の立方晶窒化硼素粒子に無電解メッキによりNi-P合金・Co-P合金・Ni-B合金・Ni-Fe-P合金・Ni-Cr-P合金・Ni-Cu-P合金・Ni-W-P合金等のうちより選択した合金の皮膜を被覆した合金皮膜被覆立方晶窒化硼素粒子の多数個を60重量%乃至95重量%と、硬質炭化物・硬質硼化物・硬質窒化物・硬質珪化物・硬質酸化物のうちより選択した1種または2種以上の硬質物の個々の粒子に無電解メッキによりNi-P合金・Co-P合金・Ni-B合金・Ni-Cr-P合金・Ni-Cu-P合金・Ni-W-P合金等のうちより選択した合金の皮膜を被覆した合金皮膜被覆硬質物粒子の多数個を40重量%乃至5重量%と、の割合範囲内より選定した割合にて混合した混合物とを焼結用原料とし、其の焼結用原料を1,000kg/cm2乃至8,000kg/cm2の範囲内の圧力にて圧縮成形し、次いで其の圧縮成形体を水素ガス中または真空中にて700°C乃至900°Cの範囲内の温度にて加熱すると共に1,000kg/cm2乃至5,000kg/cm2の範囲内の圧力にて加圧して予備焼結し、次いで其の予備焼結体を1,000°C乃至1,400°Cの範囲内の温度と1,000kg/cm2乃至2,000kg/cm2の範囲内の圧力を用いるH1P処理による本焼結を行って生成した焼結体において合金皮膜が液相焼結した立方晶窒化硼素粒子の多数個と合金皮膜が液相焼結した硬質物粒子の多数個とが混合した焼結組織を成していて、焼結組織の内部に組織的欠陥であるボアの残留を減少した複合焼結組織体を構成していることを特徴とする立方晶窒化硼素系焼結体。
IPC (6件):
C04B 35/58 103 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/14 ,  C04B 35/58 ,  C04B 35/64 302 ,  C23C 18/50

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