特許
J-GLOBAL ID:200903083630589485

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298296
公開番号(公開出願番号):特開平10-141219
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 可変容量圧縮機において、厳しい運転条件下においても潤滑不足による耐久的な不具合が生じることを防止する。【解決手段】 絞り弁18によって蒸発器から吸入室13に至る通路が開閉される。第1の連通路28、31は絞り弁の上流側でクランク室3と上記の通路とを連通しており、圧力制御装置は絞り弁の下側に位置する圧力室26に吐出室内のガスを導入し圧力室26の圧力を調整する。ばね21は絞り弁を圧力室26の圧力に抗する方向に付勢する。圧力制御装置は、吐出室14からクランク室3に至る第2の連通路23と、第2の連通路に配置された固定絞り部24と、固定絞り部の下流側又は上流側に設置され第2の連通路を開閉制御する圧力制御弁25と、固定絞り部と圧力制御弁との間から圧力室26へ吐出ガスを導入する吐出ガス導入路27とを備えている。
請求項(抜粋):
クランク室が形成された圧縮機ハウジングと、前記クランク室に配置され主軸に対する傾斜角が可変の斜板とを有し、前記主軸の回転に応じて前記斜板を回転させてピストンを往復運動させており、前記圧縮機ハウジングに形成された圧力室部に配置され該圧力室部を第1の圧力室と第2の圧力室とに分離するとともに蒸発器から吸入室に至る通路を開閉するための絞り弁と、該絞り弁の上流側で前記クランク室と前記通路とを連通する第1の連通路と、前記第1の圧力室に吐出室内のガスを導入し該第1の圧力室の圧力を調整する圧力制御装置と、前記絞り弁を前記第1の圧力室の圧力に抗する方向に付勢するばねとを備え、前記圧力制御装置によって前記第1の圧力室の圧力を調整して前記絞り弁によって前記通路を開閉制御して吐出容量を制御するようにした可変容量圧縮機において、前記圧力制御装置は、前記吐出室から前記クランク室に至る第2の連通路と、該第2の連通路に配置された固定絞り部と、該固定絞り部の下流側又は上流側に設置され前記第2の連通路を開閉制御する圧力制御弁と、前記固定絞り部と前記圧力制御弁との間から前記第1の圧力室へ吐出ガスを導入する吐出ガス導入路とを備えることを特徴とする可変容量圧縮機。
IPC (4件):
F04B 27/08 ,  F04B 27/14 ,  F04B 39/02 ,  F04B 49/00 361
FI (4件):
F04B 27/08 Q ,  F04B 39/02 E ,  F04B 49/00 361 ,  F04B 27/08 S

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