特許
J-GLOBAL ID:200903083638334788

車両用事故自動通報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247399
公開番号(公開出願番号):特開平7-079195
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 事故情報を確実に送信する。【構成】 制御装置5に、車速センサ2と方位センサ3からの出力信号及び内蔵の地図データベースにより車両の現在位置を検出する車両ロケーション装置4と、衝撃センサ1と、フロントおよびリヤガラス面上に設置されたフロント側アンテナ7a、リヤ側アンテナ7bが接続されている。制御装置は、アンテナの受信レベルを監視し、衝撃センサ作動のほか、アンテナの受信レベル低下と車速によっても事故発生を判断し、車両の現在位置を含めた事故情報を自動車電話の無線装置6を介して基地局に自動的に送信する。無線装置は事故による損傷を受けていない受信レベルの大きい方のアンテナに接続されて送信する。これにより車両の前後部どちらに損傷を受けたかの事故の種別を含めた情報が確実に送信される。
請求項(抜粋):
車両に発生した衝撃を検知する衝撃検知手段と、自動車電話と、該自動車電話の無線装置を自動的に発呼して事故情報を第三者に通報するための制御手段と、車両のフロントガラス面上に装着されたフロント側アンテナと、リヤガラス面上に設置されたリヤ側アンテナの2系統のアンテナと、該2系統のアンテナの各受信レベルを常時監視する受信レベル監視手段と、前記フロント側アンテナまたはリヤ側アンテナを自動車電話の無線装置と選択切り換え接続する切換手段と、車両の速度を検出する車速検出手段とを備え、前記制御手段は、衝撃検知手段が作動したとき、または、受信レベル監視手段の出力に基づきフロント側アンテナあるいはリヤ側アンテナの一方に所定レベル以上の受信レベル低下が発生するとともに、車両の速度が零まで低下したときに、前記切換手段を制御して自動車電話の無線装置をフロント側アンテナまたはリヤ側アンテナの受信レベルの大きい方のアンテナに切り換えて接続し、前記事故情報を送出することを特徴とする車両用事故自動通報装置。
IPC (3件):
H04B 7/26 ,  B60R 27/00 ,  G08G 1/00

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