特許
J-GLOBAL ID:200903083640481259

断熱層被覆金型及びその金型を用いた合成樹脂の成形法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293917
公開番号(公開出願番号):特開平10-138252
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 型表面再現性を改良し、成形品の後加工を省略することの可能な合成樹脂の成形用金型及びその成形法を提供する。【解決手段】 (1)金属からなる主金型の型壁面に、該型壁面に密着した重合体からなる厚み0.1〜2mmの断熱層があり、更に断熱層表面に該断熱層厚みの1/3以下で0.001mm以上の金属層が存在する金型であり、(2)金属層と断熱層は微細凹凸界面で密着しており、(3)断熱層は全断熱層厚みの1/3以下、0.01mm以上で且つ金属層と接する第一断熱層と、全断熱層厚みの1/2以上を占める第二断熱層の少なくとも2層の断熱層からなり、(4)第一断熱層は耐熱性と強靭性に優れた直鎖型高分子量重合体からなり、第二断熱層は第一断熱層と比較して軟化温度及び/又は破断伸度が低い直鎖型重合体からなる、多層の断熱層で被覆された断熱層被覆金型。
請求項(抜粋):
加熱された合成樹脂を冷却された金型壁面に接触させて成形する金型において、(1) 金属からなる主金型の型壁面に、該型壁面に密着した重合体からなる厚み0.1〜2mmの断熱層があり、更に断熱層表面に該断熱層厚みの1/3以下で0.001mm以上の金属層が存在する金型であり、(2) 金属層と断熱層は微細凹凸界面で密着しており、(3) 断熱層は、全断熱層厚みの1/3以下、0.01mm以上で、且つ金属層と接する第一断熱層と、全断熱層厚みの1/2以上を占める第二断熱層の少なくとも2層の断熱層からなり、(4) 第一断熱層は耐熱性と強靭性に優れた直鎖型重合体からなり、第二断熱層は第一断熱層に比較して軟化温度及び/又は破断伸度が低い直鎖型重合体からなる、多層の断熱層で被覆された断熱層被覆金型。
IPC (4件):
B29C 33/38 ,  B29C 45/26 ,  B29C 49/48 ,  B29L 22:00
FI (3件):
B29C 33/38 ,  B29C 45/26 ,  B29C 49/48

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