特許
J-GLOBAL ID:200903083643565836
ポリオキシアルキレン誘導体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228465
公開番号(公開出願番号):特開平8-092366
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 両方の末端に官能基を有するポリオキシアルキレン誘導体を選択的に、かつ効率よく製造する。【構成】 M+-C-H2-CN〔Mはアルカリ金属〕で表わされる重合開始剤の存在下にアルキレンオキシドを重合し、M-(AO)n-CH2-CN〔nは5〜10000、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基〕を得、次に化学修飾してR-Y-(AO)n-CH2-CN〔Yはアルキレン基、Rは保護された官能基〕を得、次にシアノ基末端を還元してR-Y-(AO)n-CH2-CH2-NH2を得、次に加水分解してX-Y-(AO)n-CH2-CH2-NH2〔Xは水酸基、カルボキシル基、アルデヒド基、メルカプト基またはアミノ基〕で表わされるポリオキシアルキレン誘導体を得る。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】〔式中、pは0〜2の整数、qは0〜2の整数、rは0または1である。だたし、0≦p+q+r≦2を満たす。〕で表わされる環状オキシアルキレン化合物の1種または2種以上を、一般式(2)【化2】〔式中、R1およびR2はそれぞれ独立に水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示し、同一でも異なっていてもよい。Mはアルカリ金属を示す。〕で表わされる重合開始剤の存在下に重合し、一般式(3)【化3】〔式中、nは5〜10000の数、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を示す。オキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよく、またランダムに付加していても、ブロック状に付加していてもよい。R1、R2およびMは前記と同じものを示す。〕で表わされる重合体を得、この重合体を化学修飾して一般式(4)【化4】〔式中、Yは炭素数1〜6のアルキレン基、mは0または1を示す。mが0の場合、R3は水素原子、mが1の場合、R3は保護された水酸基、カルボキシル基、アルデヒド基、メルカプト基またはアミノ基を示す。AO、n、R1およびR2は前記と同じものを示す。〕で表わされるポリオキシアルキレン誘導体を得、このポリオキシアルキレン誘導体のシアノ基末端を還元し、一般式(5)【化5】〔式中、Y、m、AO、n、R1、R2およびR3は前記と同じものを示す。〕で表わされるポリオキシアルキレン誘導体を得た後、このポリオキシアルキレン誘導体を加水分解することを特徴とする一般式(6)【化6】〔式中、mは0または1であり、mが0の場合、Xは水素原子、mが1の場合、Xは水酸基、カルボキシル基、アルデヒド基、メルカプト基またはアミノ基を示す。Y、AO、n、R1およびR2は前記と同じものを示す。〕で表わされるポリオキシアルキレン誘導体の製造方法。
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