特許
J-GLOBAL ID:200903083645947655

サーバコンピュータ、サーバコンピュータの制御方法、およびサーバコンピュータを制御するためのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125715
公開番号(公開出願番号):特開平10-320323
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 稼動系サーバのシステムダウン等によって生じるサーバ切替をクライアントに認識させずにかつ短時間で行う。【解決手段】 同一のサービスを提供できるサーバA、Bに同一のIPアドレスを付与しておき、待機モードのサーバBにおいても、ARPハンドラ12やサービス提供のためのアプリケーションプロセスを起動しておく。各サーバA、Bにおける監視プロセス20は、ARPリクエストを受信すると、稼動モードの場合はARPリプライを返し、待機モードの場合をARPリプライを返さないように、ARPハンドラ20の設定を行う。また、各サーバA、Bにおける監視プロセス20はハートビート通信を行い、待機モードのサーバBは、その通信により稼動モードのサーバAのダウンなどを認識すると、稼動モードへ遷移する。
請求項(抜粋):
同一のサービスを提供できる複数のサーバを実現するための複数のサーバコンピュータを有し、前記サービスを提供すべき動作モードである稼動モードのサーバが前記サービスを提供できない状態となった場合に、前記サービスを提供することなく待機している動作モードである待機モードのサーバを稼動モードへと遷移させることにより高可用性を実現したネットワークシステムであって、インターネットプロトコルに基づきネットワーク層でのIPアドレスによって通信相手を指定するとともに、IPアドレスに対応するデータリンク層でのアドレスであるMACアドレスを得るために該ネットワーク内のコンピュータ間でARPリクエストとARPリプライとを送受するプロトコルであるARPを利用しつつ分散処理を行うネットワークシステムにおける前記複数のサーバを構成するサーバコンピュータにおいて、ARPリクエストを受信すると、該ARPリクエストで指定されたIPアドレスに対応するサーバが稼動モードである場合にARPリプライを送信し、該ARPリクエストで指定されたIPアドレスに対応するサーバが待機モードである場合には前記ARPリクエストを無視してARPリプライを送信しないARP処理手段を備えることを特徴とするサーバコンピュータ。
IPC (2件):
G06F 13/00 351 ,  H04L 12/40
FI (2件):
G06F 13/00 351 M ,  H04L 11/00 320

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