特許
J-GLOBAL ID:200903083652128791

硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120704
公開番号(公開出願番号):特開平10-310877
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 WC基超硬合金基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、α-Al2 O3 層で構成された硬質被覆層を3〜20μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記Ti化合物層と前記α-Al2 O3 層の間に介在させて、Cukα線を線源として用いたX線回折で、34.5±1度の回折角(2θ)に最高回折ピーク高さが現れるX線回折パターンを示す酸化チタン層を、0.1〜5μmの平均層厚で化学蒸着形成または物理蒸着形成してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、炭酸化チタン層、窒酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、α型結晶の酸化アルミニウム層とで構成された硬質被覆層を3〜20μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記Ti化合物層と前記α型結晶の酸化アルミニウム層の間に介在させて、Cukα線を線源として用いたX線回折で、34.5±1度の回折角(2θ)に最高回折ピーク高さが現れるX線回折パターンを示す酸化チタン層を、0.1〜5μmの平均層厚で化学蒸着形成または物理蒸着形成してなる、硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (7件):
C23C 28/04 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/08 ,  C23C 16/30 ,  C23C 30/00
FI (7件):
C23C 28/04 ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 14/06 P ,  C23C 14/08 A ,  C23C 16/30 ,  C23C 30/00 C
引用特許:
出願人引用 (1件)

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