特許
J-GLOBAL ID:200903083656796489

トンネルの掘進方法およびそれに用いる穿孔・ロックアンカー打設機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228409
公開番号(公開出願番号):特開平9-072186
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 狭いトンネル内においても広い作業空間を確保することができ、かつ工期の短縮化、施工の急速化を促進することのできるトンネルの掘進方法およびそれに用いる穿孔・ロックアンカー打設機を提供することを課題とする。【解決手段】 穿孔・ロックアンカー打設機に、穿孔装置とロックアンカー打設装置5とを兼ね備えた構成とし、ロックアンカー打設装置5を、ケーブル挿入機構14とモルタル充填機構15とを同軸線上に配置して備える構成とした。さらに、モルタル充填機構15を、筒状でケーブルワイヤWに沿って進退自在とされたパッカー29と、パッカー29に備えられてモルタルMを吐出するモルタルホース31とから構成した。また、ケーブル挿入機構14を、連続するケーブルワイヤWを孔H内に挿入する送り出しローラ18,18と、ケーブルワイヤWを一定長毎に切断するカッタ21と、止め金19をケーブルワイヤWに装着する止め金装着機構20とから構成した。
請求項(抜粋):
掘削すべきトンネルの切羽面、周囲側壁面に孔を穿孔する2台の穿孔装置を備えるとともに、該穿孔装置で穿孔した孔にロックアンカーを挿入する挿入機構と、前記孔に充填材を充填するため膨張収縮自在なパッカーと、充填材を吐出する吐出機構の充填機構とからなるロックアンカー打設装置を備えてなる穿孔・ロックアンカー打設機を用い、まず、前記穿孔装置のいずれか一方または双方で、前記切羽面に発破孔を穿孔し、該発破孔に火薬を装薬した後に切羽面を爆破してトンネルを掘進させ、しかる後に、前記掘進したトンネルの周囲側壁面に前記穿孔装置のいずれか一方または双方で孔を穿孔する作業と、穿孔した孔に前記ロックアンカー打設装置の挿入機構で前記周囲側壁面にロックアンカーを挿入した後、前記パッカーで前記孔の口元を塞ぎ、前記吐出機構で前記孔内に充填材を充填する作業とを並行して行うことによって前記周囲側壁面にロックアンカーを打設していきつつ、次に発破すべき切羽面に前記穿孔装置のいずれか一方または双方で発破孔を穿孔していくことを特徴とするトンネルの掘進方法。
IPC (2件):
E21D 9/00 ,  E21D 20/00
FI (2件):
E21D 9/00 Z ,  E21D 20/00 Z

前のページに戻る