特許
J-GLOBAL ID:200903083658771688
固定化ゲノムDNAのハイブリダイゼーション方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
庄司 隆
, 資延 由利子
, 古館 久丹子
, 大杉 卓也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-570686
公開番号(公開出願番号):特表2006-508687
出願日: 2003年12月02日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
本発明は、固定化ゲノムDNAおよび/またはRNAにプローブを効率的にハイブリダイズする新規方法であって、(a) 無傷ゲノムDNAを用意し、このゲノムDNAを変性させる;(b) 前記の変性無傷ゲノムDNAをマトリックスに固定する、このマトリックスは外側限界を含めて、0.6μm〜2μmの範囲内の孔径を含む;(c) 一組のプローブを用意し、このプローブが前記無傷ゲノムDNA中の相補配列にハイブリダイゼーションするのに有利な条件下で、このプローブを前記マトリックスに通過させる;(d) ハイブリダイズしなかったプローブを前記マトリックスから洗い出し、形成されたハイブリッド済み無傷ゲノムDNA/プローブ複合体を残留し、以後の分析用に供する、の諸工程を含む方法に関する。本発明は、さらに、ゲノムDNAサンプル中の標的核酸を検出および定量する新規方法であって:(a) 無傷ゲノムDNAを用意し、この無傷ゲノムDNAを変性させる;(b) 上記の方法に従ってハイブリダイゼーションを実施する;(c) ハイブリダイズしたプローブを回収し;単一プライマーペアを使って回収したプローブを基本的に同時に増幅させる、このプライマーペアの各プライマーは前記プローブの各隣接プライマー結合配列上で回収プローブに結合する;(d) 工程(c)の回収した増幅プローブを定性的、定量的に分析する、の諸工程を含む方法に関する。本発明はその使用、並びに、前記の本発明方法を実施するための装置、機器およびキットにも関する。
請求項(抜粋):
固定化ゲノムDNA上にプローブをハイブリダイゼーションする方法であって、下記工程を含む方法:
(a) 無傷(intact)ゲノムDNAを用意し、無傷ゲノムDNAを変性させる;
(b) 前記変性した無傷ゲノムDNAをマトリックス上に固定する;このマトリックスに含まれる孔のサイズは外側限界を含めて0.6μm〜2μmの範囲内にある;
(c) 一セットのプローブを用意し、プローブが前記無傷ゲノムDNA中の相補配列にハイブリダイゼーションするのに有利な条件下で、プローブを前記マトリックスに通過させる;および、
(d) ハイブリダイズしなかったプローブを前記マトリックスから洗い出し、ハイブリダイズして形成された無傷ゲノムDNA/プローブ複合体を更なる分析に供するために残留させる。
IPC (3件):
C12N 15/09
, C12M 1/00
, C12Q 1/68
FI (3件):
C12N15/00 A
, C12M1/00 A
, C12Q1/68 A
Fターム (22件):
4B024AA11
, 4B024CA02
, 4B024CA09
, 4B024HA13
, 4B029AA07
, 4B029BB20
, 4B029CC03
, 4B029FA12
, 4B063QA01
, 4B063QQ05
, 4B063QQ43
, 4B063QR32
, 4B063QR40
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QR66
, 4B063QR84
, 4B063QS03
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS39
, 4B063QX02
引用特許:
前のページに戻る