特許
J-GLOBAL ID:200903083663283241

インクジェットヘッドの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262977
公開番号(公開出願番号):特開2000-015803
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】インク室の圧力振動を早期に低減し、印字の充分な高速化を図る。【解決手段】インク室内の圧力波がインク吐出方向の一端から他端まで伝播する時間をALとしたとき、インク室の容積を増加させる駆動パルス電圧をAL時間印加し、続いて、インク室の容積を減少させる駆動パルス電圧を2AL時間印加し、その後、駆動パルス電圧の印加をAL時間休止した後、再度同じタイミング動作を繰返すことで複数回のインク滴の吐出を行うマルチドロップ方式において、1ドット液滴を形成する最後のインク滴を吐出させるための駆動パルス電圧を2AL時間の印加した後、駆動パルス電圧の印加をAL時間休止し、その後、インク室の容積を減少させる方向にダンピングパルス電圧dp を印加する。
請求項(抜粋):
複数のインク室を有し、この各インク室に対応して設けた圧電部材に駆動パルス電圧を選択的に印加して変位させ、この圧電部材の変位により前記各インク室を選択的に変形させてインク室からインクを吐出させるインクジェットヘッドに対して、先ず、インク室の容積を増加させてインク室の圧力を減少させ、続いて、インク室の容積を減少させてインク室の圧力を高めることによりインク滴の吐出を行い、その後、インク室の容積を元に戻し、これを複数回繰返すことで複数回のインク滴の吐出を行うとともにこのインク滴の吐出速度を逐次高めて後から吐出するインク滴を先に吐出したインク滴に合体させて1ドット液滴を形成する駆動を行う駆動方法において、1ドット液滴を形成する最後のインク滴を吐出させるための駆動パルス電圧を印加した後、駆動パルス電圧の印加を所定時間休止し、その後、インク室の容積を減少させる方向にダンピングパルス電圧を印加することを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (12件):
2C057AF09 ,  2C057AF39 ,  2C057AG12 ,  2C057AG45 ,  2C057AM03 ,  2C057AM18 ,  2C057AM21 ,  2C057AM22 ,  2C057AR16 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14 ,  2C057CA04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • インクジェット式記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-090515   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開昭61-266255
  • 特開昭63-094850
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