特許
J-GLOBAL ID:200903083667679824

硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-046585
公開番号(公開出願番号):特開2000-246505
出願日: 1999年02月24日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、超硬基体の表面に、(a)下部層として、1.5〜20μmの平均層厚を有し、かつTiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1層または2層以上からなるTi化合物層、(b)上部層として、3.5〜15μmの平均層厚を有し、かつ実質的にAl2 O3 相とTiNO相との2相からなり、これら2相は、走査型電子顕微鏡による組織観察で、相互に縦縞状に伸長した組織を示し、さらに前記TiNO相の割合が前記Al2 O3 相との合量に占める割合で、5〜45面積%である2相縦縞組織層、(c)必要に応じて最表面層として、0.1〜2μmの平均層厚を有するTiN層、以上(a)〜(c)からなる硬質被覆層を5〜35μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a) 下部層として、1.5〜20μmの平均層厚を有し、かつ炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、炭酸化チタン層、窒酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの1層または2層以上からなるTi化合物層、(b) 上部層として、3.5〜15μmの平均層厚を有し、かつ実質的に酸化アルミニウム相と窒酸化チタン相との2相からなり、これら2相は、走査型電子顕微鏡による組織観察で、相互に縦縞状に伸長した組織を示し、さらに前記窒酸化チタン相の割合が前記酸化アルミニウム相との合量に占める割合で、5〜45面積%である2相縦縞組織層、以上(a)および(b)からなる硬質被覆層を5〜35μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる、硬質被覆層がすぐれた耐チッピングを発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/08 ,  C23C 16/30
FI (4件):
B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 P ,  C23C 14/08 A ,  C23C 16/30
Fターム (33件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  3C046FF32 ,  3C046FF40 ,  3C046FF42 ,  3C046FF52 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA60 ,  4K029BA64 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BC00 ,  4K029BD05 ,  4K029EA01 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA42 ,  4K030BA43 ,  4K030BB01 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030JA01 ,  4K030LA22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 被覆切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-288754   出願人:京セラ株式会社
  • 被覆切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-258144   出願人:京セラ株式会社

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