特許
J-GLOBAL ID:200903083681427226

ファクシミリのための通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159220
公開番号(公開出願番号):特開平6-098070
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 通信線を介して受信される音声信号又は画像信号のいずれかに応答する自動切替装置を備えた通信装置に関し、従来の通信装置の不都合を克服又は低減して、例えば、通話時、当該回線を一旦切ることなくファクシミリを送信できるようにすることを目的とする。【構成】 本通信装置1は、電話通信回線12に接続され、並列に接続された電話機11が当該回線を占有するか否かを検出する。このとき本装置は、回線上にファクシミリ呼出信号が存在するか否か、あるいは当該回線が一定時間の間、無音状態にあるか否かにより、画像信号が送信/受信されるかどうか検出する。本装置は、このように本装置と並列に接続される電話機11が使用される場合でも、当該回線上に画像信号を送信/受信することができる。
請求項(抜粋):
通信回線(12)と接続可能な離れた電話機(11)と共に使用する通信装置であって、前記通信回線(12)上で画像信号を受信及び送信するための通信手段(2)と、前記通信回線(12)と通信手段(2)との間に設けられ、該通信回線(12)上の呼出信号を検出するための呼出検出手段(20)と、当該通信装置を前記通信回線(12)に接続し、これにより前記通信手段(2)と通信回線(12)間の通信を可能にする接続用スイッチ(21)と、前記通信回線(12)から、画像信号に先行する画像信号識別子を検出するための信号識別手段(6)と、前記画像信号識別子の検出に基づいて前記画像信号を前記通信手段(2)により受信可能に制御する制御手段(10)と、を備えた通信装置において、前記呼出信号に応答して前記離れた電話機(11)の前記通信回線(12)への接続を検知する手段(20,32)を更に具備し、これにより該接続の検出に基づき前記接続用スイッチ(21)が閉じ、前記信号識別手段(6)が前記離れた電話機(11)を前記通信回線(12)から切り離すことなく、該通信回線(12)を前記画像信号識別子に対して監視できるようにし、また、前記接続検知手段(20,32)が、前記呼出信号の継続時間を計時するための呼出信号タイマ(32)と、前記呼出信号の継続時間を予め設定した時間( t1 ) と比較するための比較手段(10)とを備え、前記呼出継続時間が前記予め設定した時間( t1 ) より短いとき、前記接続用スイッチ(21)によって当該通信装置が前記通信回線(12)に接続されることを特徴とする通信装置。

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