特許
J-GLOBAL ID:200903083690212380

摩擦要素の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294316
公開番号(公開出願番号):特開平5-133457
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 摩擦要素の締結力と締結容量とを関係付ける係数を随時求めることで制御対象摩擦要素の締結容量を精度良く制御する。【構成】 対象摩擦要素が自動変速機の走行用クラッチでその発進制御の場合なら、装置のコントローラは、それが滑っていることをみるのに例えば車速VSP =0 のとき出力軸トルクT0を計測してT0>0 のとき滑っていると判断する( ステップ101h〜104h) 。) 滑りを生じているときクラッチ締結力を例えばその締結力指令値 Pc でみて( 同105)、締結容量と締結力とを関係付けるクラッチ摩擦係数μ値を演算し、μ値の更新を実行する( 同110h,120) 。μ値更新がされたときは、コントローラはその更新値を適用してクラッチの制御を実行する。
請求項(抜粋):
回転力の断続等伝達制御が可能な摩擦要素の締結力を入力指令値に基づき調整する締結力調整手段を有する車両において、摩擦要素の滑りを検出する検出手段と、摩擦要素に関係するパラメ-タを検出する検出手段と、摩擦要素の締結容量の目標値と、摩擦要素の締結容量と締結力とを関係付ける係数とに基づき摩擦要素の締結力を演算して前記締結力調整手段に指令する手段にして、前記各検出手段からの出力に応じ、摩擦要素に滑りを生じているときに、前記摩擦要素に関係するパラメ-タを用いて、前記締結力演算に適用する前記係数を算出し、更新する係数演算手段を有する締結力演算手段とを具備してなることを特徴とする摩擦要素の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 25/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-199036
  • 特開平1-199040
  • 特開平3-092678

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