特許
J-GLOBAL ID:200903083691799784

映像信号伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240454
公開番号(公開出願番号):特開平5-227510
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】本発明は、映像信号伝送装置において、大きな歪が一旦生じても数フレームに亘つて歪が連続しないようにすることにより、視覚される歪を減少させることができ、画質を一段と向上させることができる。【構成】伝送する画像データを符号化する際に生じる符号化歪を実際に伝送される画像データの局部復号値と原画像データとを比較することにより求め、当該符号化歪がブロツクグループごとの制御信号によつて推定される各ブロツクの平均的な歪量を基準に多いか否かを場合分けして判別し、次フレームの画像データ伝送時、判別結果に基づいてブロツクごとに量子化サイズを制御することにより、歪が複数フレームに亘つて連続するおそれを有効に回避することができ、画質を一段と向上させることができる。
請求項(抜粋):
単位ブロツク複数個で単位ブロツク群を形成する映像信号を高能率符号化処理して高能率符号化データに変換し、当該高能率符号化データを量子化して伝送データに変換する映像信号伝送装置において、上記単位ブロツク群ごとに定まる第1の量子化情報に基づいて、上記高能率符号化データを復号する復号手段と、上記復号手段で復号された復号データと当該復号データに対応する原映像信号との差分を求める差分データ検出手段と、上記差分データ検出手段で求められた上記差分に基づいて上記単位ブロツクごとに実符号化歪を蓄積する蓄積手段と、上記蓄積手段で蓄積された上記実符号化歪と上記第1の量子化情報で設定される上記単位ブロツクの予測歪とを比較し、比較結果に基づいて上記単位ブロツクごとに第2の量子化情報を設定する制御手段と、上記第1の量子化情報及び上記第2の量子化情報に基づいて、上記映像信号の量子化サイズを設定する量子化手段とを具えることを特徴とする映像信号伝送装置。
IPC (2件):
H04N 7/13 ,  H04N 11/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-219388
  • 特開平2-239787

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