特許
J-GLOBAL ID:200903083698966490

缶 蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143460
公開番号(公開出願番号):特開平11-334734
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 缶蓋の元板を厚くすることなく、バックリングが発生しても缶蓋の変形を抑え、スコア破断が生じ難い缶蓋を提供する。【解決手段】 主スコア5は、断面凹状に形成されたパネルデボス11上で開口片8を囲うように形成され、開口片8上には補助スコア6が主スコア5に沿うように形成されている。そして缶蓋12が缶胴9に巻き締められる巻き締め部7上の一部分には、薄肉化された変形容易部10が形成されている。変形容易部10が巻き締め部7上に設けられたことにより、容器の内圧が上昇しても天板部1自体の変形を抑えることができ、主スコア5への影響を少なくすることができる。
請求項(抜粋):
主スコアに囲まれた開口片を有する天板部と、天板部の周辺部に設けられた巻き締め部と、天板部の開口片近傍に固定されたタブとを備え、該タブの一端を引き起こすことにより、前記タブの他端を開口片上面に当接させつつ、この開口片を下方へ押圧して前記主スコアを切断し、前記開口片を天板部の内面側に押し下げて開口させる構成の缶蓋において、前記巻き締め部の一部分に、薄肉化された変形容易部が形成されていることを特徴とする缶蓋。

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