特許
J-GLOBAL ID:200903083700770557

人工膝関節

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356765
公開番号(公開出願番号):特開平9-294757
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 脛骨トレーに対する脛骨支持インサートの固定が補強される人工膝を提供し、大腿骨要素により脛骨支持インサートににかかった荷重を削減する効果的な補強ピンを提供する。【解決手段】 人工膝要素は、大腿骨要素12、膝蓋インサート14、脛骨支持インサート16、脛骨トレー18および補強ピン20を有する。この補強ピン20は、1つ以上の円周方向向きのリブからなるリブ付領域を有するように構成されている。補強ピン20のリブ付領域の直径はピンのリブの付いていない領域の直径より大きい。補強ピン20は、脛骨支持インサート16に形成した穴内に干渉嵌合で取り付けられるようになっている。このピン20の遠位部は脛骨支持インサート16の下位面から突き出し、脛骨トレー18の上位面に形成した穴内にクリアランス嵌合で取り付けられるようになっている。
請求項(抜粋):
人工膝関節であって、患者の脛骨内に取り付けるようにした下位面と、脛骨トレーを脛骨支持インサートに機械的に接合するための第1嵌め合い手段を有する反対側の上位面とを有する脛骨トレー要素と、人工膝の大腿骨要素の関節丘要素を取り付けるようにした関節丘部を備えた上位支持面と、前記脛骨トレー要素の前記上位面内で脛骨支持インサートを機械的に接合するための第2嵌め合い手段を有する反対側の下位面とを有する脛骨支持インサートと、前記脛骨支持インサートの下位面から前記脛骨支持インサート内に部分的に延在する第1穴と、第1近位端と第2遠位端を有する長い補強ピンであり、前記第1端より遠位に配置した1つ以上の円周方向向きのリブを有するリブ付領域を有し、前記リブ付領域が前記脛骨支持インサートに干渉係合した状態で前記第1穴内に少なくとも部分的に取り付けられるようにした長い補強ピンと、を具備する人工膝関節。

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