特許

J-GLOBAL ID：200903083702100346

繊維強化樹脂製管継手及びその製造方法

発明者： 小林 智行 ,  中川 裕英 ,  高尾 公徳
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-213923
公開番号（公開出願番号）：特開平7-060852
出願日： 1993年08月30日
公開日（公表日）： 1995年03月07日
要約：

【要約】【目的】低コストで、しかも優れた耐ウィ-ピング性並びに内面寸法精度乃至は内面平滑性を保障できるFRP製管継手及びその製造方法を提供する。【構成】繊維強化樹脂製の管継手において、少なくとも一個の受口内面に受口入口から奥側にわたり短管状樹脂成形体10が固着され、該成形体の奥側端部外面に臨む繊維強化樹脂部分21の材質が他の繊維強化樹脂部分22よりも、未硬化状態での樹脂だれを生じ難い材質とされている。製造方法においては、回転芯型35の少なくとも一端に短管状樹脂成形体部材1を被せ、該成形体部材の奥側端部外面と芯型外面との境界部分を、高粘度硬化性樹脂を含浸した繊維面材210で巻回し、次いで、短管状樹脂成形体上並びに芯型上に硬化性樹脂含浸連続繊維材220を巻回積層し、更に、加熱により上記面材の含浸樹脂並びに連続繊維材の含浸樹脂を硬化させ、而るのち、硬化体を脱型する。

請求項（抜粋）：

繊維強化樹脂製の管継手において、少なくとも一個の受口内面に受口入口から奥側にわたり短管状樹脂成形体が固着され、該成形体の奥側端部外面に臨む繊維強化樹脂部分の材質が他の繊維強化樹脂部分よりも、未硬化状態での樹脂だれを生じ難い材質とされていることを特徴とする繊維強化樹脂製管継手。

IPC (3件)：

B29C 70/16 ,  B29C 70/06 ,  B29L 31:24

FI (2件)：

B29C 67/14 C ,  B29C 67/14 T