特許
J-GLOBAL ID:200903083705740230

リスク評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229753
公開番号(公開出願番号):特開平11-066150
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】プロジェクトの計画段階において、その計画に潜在するリスクを客観的に評価するリスク評価システムを提供する。【解決手段】計画立案段階にある評価対象プロジェクトのプロジェクト計画10が入力されると、プロジェクト情報データベース5に格納されている、過去のプロジェクトについてのプロジェクト計画10およびプロジェクト実績11とを対応付けたプロジェクト情報12に基づいて、リスク評価尺度決定手段6が、評価対象プロジェクトのリスクの大きさをランク分けするために用いられるリスク評価尺度を決定し、評価スケール決定手段7が、該リスク評価尺度に目盛付けを行う。リスク評価手段8は、評価対象プロジェクトのプロジェクト計画10を目盛に従ってリスク評価尺度に当てはめたときのリスクの大きさを求める。
請求項(抜粋):
プロジェクトの開発立案段階で入力される、該プロジェクトの複数種類のプロジェクト特徴および実施計画の概要を表すプロジェクト計画を受け付けるプロジェクト計画入力手段と、プロジェクトの開発終了後に入力される、該プロジェクトの実績を表すプロジェクト実績を受け付けるプロジェクト実績入力手段と、複数のプロジェクトの各々について、上記プロジェクト計画入力手段が受け付けたプロジェクト計画と、上記プロジェクト実績入力手段が受け付けたプロジェクト実績との組からなるプロジェクト情報を、プロジェクト情報データベースに格納し、また、上記プロジェクト情報データベースに格納されているプロジェクト情報を取り出すプロジェクト情報管理手段と、上記プロジェクト情報管理手段が取り出したプロジェクト情報に基づいて、上記複数種類のプロジェクト特徴のうちのいずれか1つ以上の組み合わせから、開発立案段階にある評価対象プロジェクトのリスクの大きさを評価するために用いるリスク評価尺度の候補を生成し、生成したリスク評価尺度候補のうち、過去のプロジェクトのトラブルと相関性が高い1つ以上のリスク評価尺度候補を、リスク評価尺度として決定するリスク評価尺度決定手段と、上記プロジェクト情報管理手段が取り出したプロジェクト情報に基づいて、過去のプロジェクトおよび評価対象プロジェクトの各々について、上記リスク評価尺度決定手段が決定したリスク評価尺度の生成元となったプロジェクト特徴の組み合わせに従って、該リスク評価尺度での値を求め、過去のプロジェクトについて求めたリスク評価尺度での値とトラブルとの関係から、評価対象プロジェクトについて求めたリスク評価尺度での値に対応するトラブルを予測することで、評価対象プロジェクトのリスクの大きさを評価するリスク評価手段と、上記リスク評価手段の評価結果を表示する評価結果表示手段とを備えたことを特徴とするリスク評価システム。

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