特許
J-GLOBAL ID:200903083716232709

アンチロツク液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-172653
公開番号(公開出願番号):特開平5-016778
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 車輪ブレーキから排出された作動液を貯めるリザーバの液をポンプにより車輪ブレーキ側へ吐出するアンチロック液圧制御装置において、リザーバのピストンストローク検出手段等を設けることなく、リザーバが空になった時に車輪ブレーキの増圧が必要となった時にマスターシリンダより作動液を供給するようにする。【構成】 マスターシリンダと車輪ブレーキの通路を開閉する遮断弁をポンプの吐出圧力により受動的に作動する弁とする。即ち、遮断弁のピストンがポンプから吐出される作動液圧によりスプリングに抗して押しさげらると弁体が閉じ、ポンプから吐出される作動液が無くなるとスプリングにより弁体が開き、マスターシリンダから作動液を車輪ブレーキへ供給する。
請求項(抜粋):
マスターシリンダと車輪ブレーキとの連通を開閉する遮断弁と、車輪ブレーキ側から作動液を排出する排出弁と、排出した作動液を一時的に貯めるリザーバと、リザーバ中の作動液を上記遮断弁の車輪ブレーキ側へ吐出するポンプとを備えたアンチロック液圧制御装置において、上記遮断弁の中空部にピストンを摺動自在に嵌合して、車輪ブレーキ側と連通する第1室と、ポンプ吐出側に連通する第2室と、排出弁側に連通する第3室とに区分けすると共に、該ピストンをスプリングにより遮断弁の弁体を開いて上記第1室とマスターシリンダ側とを連通する方向に付勢し、かつ、上記第1室と第2室とを第2室から第1室への液流を防止する逆止弁を有する通路により連通し、第1室と第3室とを第1オリフィスを有する通路により連通し、さらに、第2室と第3室とを第2オリフィスを介して連通し、ピストンの移動で第2室が拡大する方向が第3室を縮小する方向で且つ遮断弁の弁体が閉弁する方向としていることを特徴とするアンチロック液圧制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/46 ,  B60T 15/36

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