特許

J-GLOBAL ID：200903083717052356

ウォームギヤ付きモータ

発明者： 甲斐 隆之 ,  吉田 照幸 ,  内田 保治 ,  清水 道弘
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-270939
公開番号（公開出願番号）：特開平11-113219
出願日： 1997年10月03日
公開日（公表日）： 1999年04月23日
要約：

【要約】【課題】 自動車のパワーウインド装置に使用される速度、位置センサ内蔵のウォームギヤ付きモータにおいて、出力板のスラスト方向に印加される衝撃力や経時的に生ずるモータ内部部品の摩耗による出力板の倒れや振れの影響をパターン板や回転板が受けるため、出力板の回転速度や位置をセンサが精度よく検出できなくなるという問題点を解決する。【解決手段】 出力板3とパターン板6、または回転板6aとの間にバネ材4および予圧バネ5により形成される緩衝部材を設けることにより、出力板のスラスト方向に印加される衝撃力や経時的に生ずるモータ内部部品の摩耗による出力板の倒れや振れの影響を吸収することにより、出力板3の回転速度や位置をセンサが精度よく検出できるため、信頼性の高いセンサを内蔵したウォームギヤモータが得られる。

請求項（抜粋）：

モータフレームに備えられた軸受Aにより回転自在に支持された電機子軸と、前記電機子軸先端に形成されたウォームギヤと、前記ウォームギヤに歯合してモータトルクを伝達されるウォームホイールと、前記ウォームホイールに連結されて出力軸へトルクを伝達する出力板と、前記ウォームホイールおよび前記出力板を回転自在に支持する軸受Bとそれらを収納するギヤケースと、導電体と電気絶縁体で所定のパターンが形成された平面部を有するとともに前記出力板に連結されてともに回転するパターン板と、前記パターン板に摺接可能となるように前記ギヤケースに保持された接触子とを備えたウォームギヤ付きモータであって、前記出力板と前記パターン板とは緩衝部材を介して連結されていることを特徴とするウォームギヤ付きモータ。