特許
J-GLOBAL ID:200903083720494246

パワートレインの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-022689
公開番号(公開出願番号):特開平11-210872
出願日: 1998年01月19日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 無段変速機の最終変速比に応じて異なる動力伝達経路を用いるように構成されたパワートレインにおいて、上記変速比の変動による上記経路の切換えのハンチングを防止することを課題とする。【解決手段】 最終変速比Gがローモードの経路では最小値GLまで、ハイモードの経路では最大値GHまで達成可能とし、これらの限界値GL,GHの間の範囲では両モードで同じ最終変速比Gが重複して達成できるようにする。最終変速比がローモードでのみ達成可能なGSから両モードで達成可能なG2まで変化するとき、切換ポイントPでモードを切り換えてハイモードのサの状態に移行するのではなく、切換ポイントPを通過してもモードを維持してローモードのウの状態に移行する。上記限界値GL,GHの間の重複範囲を利用することで、モードの切換え回数、頻度が確実に低減し、切換えのハンチングが抑制できる。
請求項(抜粋):
エンジン側からの入力回転と駆動輪側への出力回転との間の変速比が無段階に変化するように構成された無段変速機を有するパワートレインの制御装置であって、上記エンジンと駆動輪との間に複数の動力伝達経路が設けられ、各経路で達成可能な上記無段変速機の変速比が所定の範囲で重複していると共に、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて上記無段変速機の目標変速比を設定する目標変速比設定手段と、上記経路を上記無段変速機の変速比に応じて選択的に切り換える伝達経路切換手段とが備えられ、該切換手段が、上記設定手段で設定された目標変速比が現経路で達成可能である限りは、該目標変速比が上記重複範囲にあっても動力伝達経路の切換えを行なわず、上記目標変速比が上記重複範囲を逸脱して現経路で達成可能でないときにのみ、該目標変速比が達成可能な動力伝達経路への切換えを行ない、且つ、その切換えを、現経路で達成可能でない上記目標変速比が設定されてから所定の待機時間が経過したのちに行なうように構成されていることを特徴とするパワートレインの制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/04 ,  F16H 15/38 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:72 ,  F16H 59:78 ,  F16H 63:06
FI (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 15/38
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭57-047063
  • 特開昭64-041428

前のページに戻る