特許
J-GLOBAL ID:200903083729825580

プロピレンブロック共重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162405
公開番号(公開出願番号):特開平8-027237
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 耐衝撃性の高いプロピレンブロック共重合体を微粒子の発生、反応器への付着等を伴なわずに製造する。【構成】 下記AおよびBからなる触媒の作用下、特定重合工程(1)及び(2)を実施して、5/95〜70/30(工程(1)/工程(2))のプロピレンブロック共重合体を得る。A:特定遷移金属化合物。B:アルモキサン、アルキルボロン酸と有機Alとの反応物、ルイス酸、又はイオン性化合物。工程(1):プロピレンと特定コモノマーとを0/100〜80/20で共重合させる工程。工程(2):特定コモノマー10wt%以下のプロピレン重合体を生成させる工程。
請求項(抜粋):
下記の成分(A)および(B)からなる触媒の存在下に、下記の重合工程(1)を実施し、次いで、上記触媒ならびに重合工程(1)による重合体の存在下に、下記の重合工程(2)を実施して、重合工程(1)で生成する重合体と重合工程(2)で生成する重合体との重量比が5/95〜70/30であるブロック共重合体を製造することを特徴とする、プロピレンブロック共重合体の製造法。成分(A)π共役五員環配位子を有するIVB〜VIB族遷移金属化合物。成分(B)下記の成分(i) 〜(iv)の化合物群から選ばれた少なくとも一種の化合物。成分(i) アルモキサン。成分(ii)【化1】〔ここで、R4は、炭素数1〜10の炭化水素残基を表わす〕の化合物と有機アルミニウム化合物との反応生成物。成分(iii) ルイス酸。成分(iv) イオン性化合物。重合工程(1)プロピレンと、エチレンおよび炭素数4〜20のα-オレフィンからなる群から選ばれる少なくとも一種のコモノマーとを、プロピレンと該コモノマーとの重合比(モル比)が0/100〜80/20の割合となるように重合させる工程。重合工程(2)プロピレンの結晶性単独重合体、またはプロピレンと、エチレンおよび炭素数4〜20のα-オレフィンからなる群から選ばれる少なくとも一種のコモノマーとの、該コモノマー含量が10重量%以下(重合工程(2)による重合体基準)であるプロピレン共重合体、を重合させる工程。

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