特許
J-GLOBAL ID:200903083740194796

エンジンの水冷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075480
公開番号(公開出願番号):特開平9-264133
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【解決手段】ヘッドジャケット4の底壁7に複数の冷却水上昇孔8a・8b・8cを前後方向に並べてあけ、冷却水ポンプ9の圧送力でシリンダジャケット3の冷却水を、上記冷却水上昇孔8a・8b・8c、ヘッドジャケット4、ヘッドジャケット出口6、ラジエータ10、シリンダジャケット入口5の順で循環させるようにした、エンジンの水冷装置において、ヘッドジャケット4の天井壁11の下面11aをヘッドジャケット出口6に向けて上り傾斜させたことを特徴とする。【効果】ヘッドジャケット4の天井壁11の下面11aに溜まろうとする水蒸気は、その傾斜の案内によって、ヘッドジャケット出口6に向かって速やかに浮上するため、ヘッドジャケット4内に水蒸気溜まりができにくい。このため、シリンダヘッド2の冷却性能を高く維持できる。
請求項(抜粋):
シリンダブロック(1)の上側にシリンダヘッド(2)を組み付け、シリンダブロック(1)内にシリンダジャケット(3)を形成するとともに、シリンダヘッド(2)内にヘッドジャケット(4)を形成し、シリンダジャケット(3)の一端部にシリンダジャケット入口(5)を形成し、このシリンダジャケット入口(5)の形成側を前側として、ヘッドジャケット(4)の前端部にヘッドジャケット出口(6)を形成し、ヘッドジャケット(4)の底壁(7)に複数の冷却水上昇孔(8a)・(8b)・(8c)を前後方向に並べてあけ、冷却水ポンプ(9)の圧送力でシリンダジャケット(3)の冷却水を、上記冷却水上昇孔(8a)・(8b)・(8c)、ヘッドジャケット(4)、ヘッドジャケット出口(6)、ラジエータ(10)、シリンダジャケット入口(5)の順で循環させるようにした、エンジンの水冷装置において、ヘッドジャケット(4)の天井壁(11)の下面(11a)をヘッドジャケット出口(6)に向けて上り傾斜させた、ことを特徴とするエンジンの水冷装置。
IPC (4件):
F01P 3/02 ,  F01M 9/10 ,  F02F 1/38 ,  F02F 1/40
FI (5件):
F01P 3/02 R ,  F01P 3/02 G ,  F01M 9/10 A ,  F02F 1/38 B ,  F02F 1/40 A

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