特許
J-GLOBAL ID:200903083741323697

隔膜式往復動ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-133651
公開番号(公開出願番号):特開平11-324926
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 大型化することなくウオータハンマやサージングの発生を抑制することができる隔膜式往復動ポンプを提供する。【解決手段】 ニードル弁孔29Cに取付けられて、該ニードル弁孔29Cの通路面積を調整するニードル弁32Aと、合成ゴムなどの弾性材料によって成形された前記リップ形のクッションパッキン32Bとを備えた後退制動機構32により、ベローズ6の後端閉塞部6Bが後死点DP2に近付く吸込行程終了付近から後死点DP2に到達する間の給気を減らして、往復移動部12の後退速度を低下させ、吸込系内の被移送流体の流速を緩やかに1.5m/s以下に低下させた後に0にする。これにより、周期的な大きい圧力変動が吸込系内で発生するのを回避する。
請求項(抜粋):
被移送流体の吸込通路および吐出通路とを備えたポンプボディと、このポンプボディに前端開口部が気密に固定されて密閉空間を形成するとともに、後端閉塞部の軸方向の進退移動による伸縮変形が可能で該伸縮変形により前記密閉空間の容積を拡縮する隔膜と、前記後端閉塞部に連結され該後端閉塞部を前記ポンプボディに近い前死点とポンプボディから離れる後死点の間で軸方向に進退移動させて前記隔膜を伸縮変形させる往復移動部と、この往復移動部を往復移動させる往復駆動装置とを具備し、前記吸込通路が吸込方向への流れのみを許容する第1逆止弁を介して前記密閉空間に連通し、かつ前記吐出通路が吐出方向への流れのみを許容する第2逆止弁を介して前記密閉空間に連通しており、前記吸込通路の入口に管継手を介して被移送流体吸込管が接続されている隔膜式往復動ポンプにおいて、前記往復移動部が前記往復駆動装置の圧縮空気供給源から給排気通路を介してシリンダに供給される圧縮空気の給排気により往復移動するピストンおよび該ピストンと前記隔膜の後端閉塞部とを連結するピストンロッドによって構成されているとともに、前記後端閉塞部が前記後死点に近付く吸込行程終了付近から後死点に到達する間の給気を低下させて、吸込行程終了時における前記第1逆止弁の急閉を避ける後退制動機構が前記給排気通路に設けられていることを特徴とする隔膜式往復動ポンプ。
IPC (2件):
F04B 43/10 ,  F04B 43/08
FI (2件):
F04B 43/10 ,  F04B 43/08 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ガス増圧器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-224858   出願人:株式会社コスメツク
  • 特開平3-290064
  • 流体ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-162131   出願人:株式会社テック
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