特許
J-GLOBAL ID:200903083743177582

地盤改良処理機の着底判定管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-336788
公開番号(公開出願番号):特開2000-160550
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 対象地盤の土質条件、地盤改良処理機の能力や仕様に応じた自動判定により、誰もが同じ着底判定結果を得られる施工管理方法を提供する。【解決手段】 施工場所の土質構成とN値データ等が明解なボーリングデータ採取位置の近傍に掘削貫入の試験施工を行い、地盤改良処理機の貫入深度、貫入速度、貫入所要時間、撹拌掘削軸の吊り荷重値、電動機の負荷電流値又は負荷トルク値の各計測値を貫入深度毎に採取して、着底予想の判定基準値に採用する。続く実施工でも同じく地盤改良処理機の貫入深度、貫入速度、吊り荷重値、電動機の負荷電流値又は負荷トルク値を測定し、その測定値が一定の条件を満たすか否かをそれぞれ監視し、いずれか一の条件が満たされると支持層へ着底したと判定する。
請求項(抜粋):
施工場所の土質構成とN値データ等が明解になっているボーリングデータに基づき、同ボーリングデータ採取位置の近傍に掘削貫入の試験施工を行い、地盤改良処理機の貫入深度、貫入速度、貫入所要時間、撹拌掘削軸の吊り荷重値、電動機の負荷電流値又は負荷トルク値の各計測値をそれぞれ前記ボーリングデータによって明かな支持層へ到着するまで貫入深度毎に採取して、着底予想深度、電動機の着底予想電流値又は負荷トルク値、着底予想吊り荷重値、及び着底予想貫入速度をそれぞれ判定基準値に採用すること、続く実施工でも同じく地盤改良処理機の貫入深度、貫入速度、吊り荷重値、電動機の負荷電流値又は負荷トルク値を測定し、貫入深度が着底予想深度へ到達した段階から着底判定の監視体制に入り、(a) 電動機の負荷電流又は負荷トルクの測定値が着底予想負荷電流値又は負荷トルク値を上回り、その測定値が設定された判定経過時間まで持続すること、(b) 地盤改良処理機の吊り荷重の測定値が着底予想吊り荷重値以下となり、その測定値が設定された判定経過時間まで持続すること、(c) 地盤改良処理機の貫入速度の測定値が着底予想貫入速度より以下となり、その測定値が設定された判定経過時間まで持続するか又は判定貫入距離まで到達したこと、をそれぞれ監視し、少なくとも上記(a)〜(c)のいずれか一の条件が満たされると支持層へ着底したと判定すること、を特徴とする、地盤改良処理機の着底判定管理方法。
Fターム (4件):
2D040AB05 ,  2D040BD05 ,  2D040EA00 ,  2D040GA01

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